クラッシックを聴き、仕事でへこみ、落ち着くドラマをみる

fukiteasobiki
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2024年1月22、23日(月・火曜)の日記

CDプレイヤーが壊れ、iPhoneの音楽アプリが同期できなくなって以来、10年近く音楽を聴く習慣がなくなっていた。それが、Apple Musicの無料体験クーポンをもらったので、たまに夜、読書しながら流している。

最近やたらとホルストの「吹奏楽のための第一組曲」が頭の中に去来するので、聴いてみる。高校のとき吹奏楽部の定期演奏会でやった曲。定演のメイン曲とコンクールの曲はいまだに隅々まで音を覚えてる。

いちくみ、やっぱりすごい名曲。というか私、ホルストが好きなんだよな。聴いてると涙が出てきた。なんか最近よく涙が出るな。

映画『彼方のうた』に流れていた、「亡き王女のためのパヴァーヌ」も聴く。うっ……名曲すぎる。映画でのピアノ演奏会も良かったけど、これはオーケストレーション版。本当に好きな曲。

そのままラヴェルついでに「ダフニスとクロエ」を聴いたら、心拍数が上がって、しんみりした気持ちが消し飛んでしまった。大好きな曲だけどテンポ速いし不安になる曲なのだった。

月曜日はそんな感じで夜を終えた。

火曜日。音楽のせいとは思いたくないけど、寝覚めが悪い。猫に起こされたわけでもないのに。

今取り掛かっている仕事、自分としてはちょっとチャレンジングなことをしてる。通常業務とは別の仕事で、冊子の表紙ビジュアルを作っているんだけど、もともと表紙とかポスターみたいな「一枚絵」で伝えるビジュアル制作が苦手。どこから作っていけばいいのか、よくわかんない。

いつもの仕事では、デザインについて、誰かからダメ出し受けることがあんまり無いんだけど、この仕事は先輩デザイナーからのチェックが入る。

チェックを受けないと上達しないので、チェック受けたくてこの仕事を引き受けてるのだが、ダメ出しされるといちいち落ち込むのはなぜなんだろう。

できないことに落ち込むわけだけど。ていうか未熟なものを見せるのが恥ずかしい。指摘されることによって、その未熟さがどんどん浮き彫りになっていくので。

自分でもいろいろ試行錯誤した上で出してるけど、自分が選んで試してボツにした案、にするように修正指示が入ったりする。そうなると、そもそもデザインの良し悪しを見る目がないのに試行錯誤しても意味ないんじゃないか、みたいな気分になる(意味があることはわかっているが)。

今書いたこと、自分で読むと、最短距離で近づくことを求めすぎなのかなと思うけど、やってるうちは、やってもやってもうまいこといかなくて、具体的な修正指示受けるまでは無駄なことしてる感覚があり消耗する。

そんなこんなでクタクタになり帰宅。家族ぶんの食事つくる気力なく、自分の食べるものだけちゃっと用意して済ました。夫も同じく。

最近好きなドラマ『作りたい女と食べたい女』の録画してあったやつを観る。このドラマ、なぜか観てるとほっとする。大好きなドラマとか絶対見逃したくない作品とか名作とは別に、観てると気持ちがすーっと落ち着くドラマにはいくつか出会ったことがある。共通点はよくわからない。

原作のマンガもちょこっと読んだけど、ドラマ版で微妙にリアルな方向へチューニングしている感じが好感持てた。どちらが好きというよりも、それぞれの表現に合った形にしてるということが。

@fukiteasobiki
それでは日記を書こうかな!