短歌侍の思い出 02

fumi
·

短歌侍が登場した初回の「旅して短歌クラブ」の放送を見た当時のメモをここに残しておく。

NHK短歌の新メンバーに決まった時の心境は?

「文字数が決まっていたりとかするので、ちょっとなんか歌詞を作る時に似てるかなと思いました。」

・自分だけの発見を短歌に詠む

・細かく観察していくと発見がみつかる

「いちばん衝撃だったのは、木に氷が登ってへばりついている、あそこを切り取りたい。くぼみから木をかけ登る沢の水」

あしがくぼ氷でできた雲海が若き2人を照らし出す朝 カン・ハンナ

くぼみから木をかけ登る沢の水秩父の風が冷え固めていく 矢花黎

冷え固めていく→凍らせている

わらじカツ丼

見た目の迫力を伝える

あえて言いたいことを言わない

しょうゆ味衣に染み込むワラジカツ1.5枚は食べられたのに 矢花黎

→1枚だったら食べきれたのに

「7文字とか5文字とか短い情報の中(限られた文字数の中)で情報をそぎ落とす言葉選びがうまいな~。ちゃんと伝えられるシンプルな文字数の言葉が存在しているから、なんか奥深いなって思いました、この一日で。5文字だけとかでどう表現できるかとか、そういう言葉をチョイスする練習をしてみようと思います」

カンさんからアドバイス「下の句に自分の思いを託す」

鐘が鳴り走り始めるモルモット慌てなくていい自分のペースで 矢花黎

慌てなくていい→背中もこもこ

部屋で栗木先生の歌集を読む

「ジャニーズJr.っていうくくりだけでもライバルが100人以上いるわけで、わりと僕の中ではこれはチャンスだなと思って……。いや~そうなんスよ、出たいんスよ、初回」

鉄分が朱く染み出た岩畳七千万の時を重ねて 矢花黎

「心臓が止まるまで続けるよっておっしゃってたのが、これが本当に思っている人の言葉の重みなんだと思ってそれを書いてみました。最善は尽くしたつもりでいます」

今もなお修行の身だと足を踏む俺が最後の秩父の機屋 矢花黎

(ほぼ矢花くんのことしかメモしてなかった。)

NHK短歌のウェブサイト▼

@fumi23
すきなものの話を書きたいと思います。誰かが読むかもしれない自分のノートと思って書いてます。