ここで初めて書くけれど、「第2回聖書エッセイコンテスト」(日本聖書協会主催)に応募した。落選したら恥ずかしいからここでしか書かない(でも入選したら大々的にアピールすると思う)。
昨年(2022年)の「第1回聖書エッセイコンテスト」(同主催)にも応募して、佳作をもらった。年明けの授賞式に嬉々として出席した。でもスピーチで吃りまくって死にたくなった。書くのと喋るのは全然ちがう。もう授賞式なんて2度と行かない……と思った。また受賞したらの話だけれど。
前回の受賞作はネガティブな内容だった。牧師だった祖父を若干貶してもいる。だから佳作止まりだったんじゃないの? と密に思ってしまう。「聖書エッセイコンテスト」と言うからにはいかにも「信仰優等生」な内容がいいんでしょ? 実際、大賞も準大賞もそんな感じだったじゃん? とか。
キリスト教信仰のことになると、なかなかポジティブなことが書けない。どうしてもネガティブ寄りになる。教会での経験が原因なのは間違いない。
SNSではキラキラ信仰ライフを発信した方が受けるのだろう。もっとフォロワーが増えるかもしれない。それは分かっている。誰かの「励まし」にもなるだろう。キリスト教界でなくてもポジティブは美徳として称揚される。でも嘘をついてキラキラしてみせるほど頑張れない。
と言いつつ、今回のコンテストには割とポジティブなエッセイを書いた。これで入賞しなかったら「どうせポジティブがいいんでしょ?」と言い訳できない。