1週間の感想_20240414−20240420

文月
·

比較的ゆっくり本を読んだ1週間だった。後半は仕事も落ち着いて、振替休日をとったりして、その間に本を読んだりした。読み切った本は多くないが、目もすべらずよく身に入れて読めたと思う。

読んでいる本を、実生活に_実際の短歌の分析に_紐付けて考える。今週読んだ本はそういう内容のものが多かった。

『人生はゲームなのだろうか?』(平尾昌宏/ちくまプリマー新書)_俺は短歌を読むことを「仕事」にはしたくなかったんだな。

『文学のエコロジー』(山本貴光/講談社)_俺がやりたいのは「短歌のエコロジーをシミュレーションすること」なのか。

『ビジュアルシンカーの脳』(テンプル・グランディン/NHK出版)_俺が短歌の文字列から見出していることより、もっとずっと多くて広くて豊かなことを、牧水はこの文字列を書き留めるときに見ていたのではないか?

自分が持っている道具で、この先どのように短歌を読解していけるだろうか?そういうことを考える1週間だった。

よく読み、よく寝たので、来週から再起動したい。