六月七日

線路を支える砂利は赤茶けていてもうそこから逃れられない顔をしている。誰もがここから、行きたいところや行きたくないところへ旅立つというのに。

@furuihasami
日記のようなそうでないような散文を書きます。筆名は小川未明の作品から。これまで書いた韻文は slib.net/a/26091