まだみえないもの。永遠にみえないもの。その境目には何があってそれは変えられるものなのか。そんなことを考えている意識に、変えることの出来ない存在が現れる。「月曜の朝」と名乗る存在に従ってぼくは動く。その存在に意思があるかはわからないけれど、満員電車から一瞬見える景色にこころを動かされることがあったのなら、彼の存在をしあわせと定義しなければならない。しあわせの栞はそのようにつくられる。その栞をどこに挟むかはぼくに委ねられている。
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日記のようなそうでないような散文を書きます。筆名は小川未明の作品から。これまで書いた韻文は slib.net/a/26091