炎天下のバス停で過去を待っている。甘酸っぱい後悔や叫びたくなる記憶などではなく、麦わら帽子が夏のアイコンだった光景がここに運ばれてくるのを待っている。スイッチはひとによって違うだろう。わたせせいぞうかもしれないし高中正義かもしれない。問題は回路が作動するかどうか。レモネードの喉越しが普遍であるということは、ひとが時間を超えられるという証左である。
日記のようなそうでないような散文を書きます。筆名は小川未明の作品から。これまで書いた韻文は slib.net/a/26091
炎天下のバス停で過去を待っている。甘酸っぱい後悔や叫びたくなる記憶などではなく、麦わら帽子が夏のアイコンだった光景がここに運ばれてくるのを待っている。スイッチはひとによって違うだろう。わたせせいぞうかもしれないし高中正義かもしれない。問題は回路が作動するかどうか。レモネードの喉越しが普遍であるということは、ひとが時間を超えられるという証左である。