六月二十四日

ふるいはさみ
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公開:2024/6/24

繰り返される問と答の中で、悠久の時間は表情を変えることがない。ひとの感情はみえないカタチをしていて無造作に積み重ねられるから、たまにはバランスを崩して大惨事になる。それを楽しむことができたなら良いのだろうけど。

月曜の雨はこわれたリセットボタンでしかない。自分をクリアにするためにはなにかを押さなくてはいけないけれど、どこを押せばいいのか。物理ボタンの消えたスマートフォンが笑っている。

@furuihasami
日記のようなそうでないような散文を書きます。筆名は小川未明の作品から。これまで書いた韻文は slib.net/a/26091