ゲゲゲ

futabak
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映画『鬼太郎誕生 ゲゲゲの謎』が昨日11/17(金)に公開されました。

ツイッターにある公式アカウントが投稿したキャラクターデザインを見てから、気になっていた映画です。

自分の関心の度合いからして、今日中には映画を観に行く気がします。

心配な点は、ホラーやサイコスリラーが苦手で、映画ジョーカーを途中退場したことがある私が、1人で鑑賞するということ。

懸念する点は、私はゲゲゲの鬼太郎の本編を読んだり、アニメを見たことがないこと。映画の元となった作品を見ずに、映画館で物語を初めて知ることは抵抗ありません。私はそれを、映画『BLUE GIANT』で解禁しました。

抵抗ありませんが、たまたまツイッターで「見に行く前にこれを読んだらもっと楽しめる」といった投稿が目に入ったため、悩みが生まれています。私はこういった、事前にこれをしておくともっとお得だ、というものが面倒です。

億劫な点は、今日はひどく寒い日であることです。

今は灯油ストーブにあたりながら、映画を観に行くまでのこれらの心的障害物をぼうっと眺めています。

私は勇気を出して映画を観に行くでしょうか。

臆するな!

10時21分の私より。

14時52分の私です。

観てきました。

上映後、客席から立ち上がる前に館内で響いた「全然わかんなかった!」というお子さんの声に、君がわからなくてよかった、と思いました。

15時49分の私です。

映画を鑑賞してから、すぐに感想を出すことはできず、巨大複合施設内外をふらふら歩いて映画の内容や自分の感情を整理していました。

このお話が本だったり、ドラマだったり、邦画だったりしたら、自分は全く触れない類の物語でした。デフォルメや、リアリティはあれど空想的要素により、作品を最後まで見られました。

それはアニメーションの力です。

アニメ映画『鬼太郎誕生 ゲゲゲの謎』を制作してくださりありがとうございます。

しばらく思い出しては考えるでしょう。

実は一人で観に行くのが怖くて、リーナ・ベル氏に同行していただきました。

劇場内ではその毛並みの柔らかさでもって、私に安心感を授けてくれました。

頼もしかったです。ありがとうございました。

そうだ。最初は、ホラー、サイコスリラー映画ーーと予想していましたが、映画の型はミステリー映画でしたーーを観に行けるか、一人で全て観ることができるかが心配だったのに。すっかり、映画の内容に気取られていました。

観に行けました。

よかったです。

20時03分。今日映画館へ行くまでに、ヒプノシスマイク言の葉党の楽曲を聞いて、情緒が乱れて泣いていたことを思い出した。立ち向かう勇気が欲しくて、力を借りたくて聞いていた。映画のことが自分の中で整理されつつある今、言の葉党の曲を事前に聞いておいてよかったと思った。間違いなくあの曲たちは、観賞中の無自覚な私を支えてくれていた。ありがとう。