一時期、駄菓子をつまみに酒を飲むのにハマっていた。そのときに書いたのが「はくしゅ」「ふえラムネ」「同じ音」である。
最近は駄菓子をつまみにするどころか酒から遠ざかっている。また駄菓子を食べたいなと思ったけど、駄菓子屋さんに行くには(駄菓子はスーパーではなく、なるべく駄菓子屋で買いたい)億劫だと思って、三つの駄菓子掌編をここに載せた。
読み返してみるとはくしゅと同じ音はわたパチ系お菓子なので表現が似ている。語彙の貧困さがまるわかりである。今年はもうちょっと多様な表現を身につけたい。
三月に出そうと思っていたとらふゆ小説の進みが悪い。体調不良のせいもあるのだけど、たぶん資料が足りないのだと思う。意外とホームレスや貧困ビジネスの資料は多くない。NHKのドキュメンタリーを見たりしてるけどまだ足りないのか、頭の中で話が途中で止まってしまう。
オフイベに出るわけではないので三月に間に合わなくても、たくさん考えて納得できる話を作れるといいなと思う。