やっと私なりに、どこかに辿り着いた。毎年そんなこと思ってる気がするけど、毎年私なりの到達は更新しているんだ。
やっと私を見守り続けてくれた人達を驚かせる結果が出せた。待ってくれていた人達にきっと何かを返せた。
「いつからこんな」「ちょっと良すぎるな」と、私なりに全力で食らいつこうとしてきた人に言わせることができた。
文字通りの闇雲の先に、少しだけそういう光をつかめて、私のことだからきっとまた闇雲に心を砕いていくのだろうけど。
それでもこの瞬間が年に一回でもあるのなら、大丈夫、まだ心を張っていける、まだこの仕事をやっていける。