今日はあまりに平和すぎてあんまり書くことないかもと思ってたけど、書き始めたからには書きます。読みにくかったらごめん。
今日コンペの景品だったカメラが売れた。初めて最優秀を取ったコンペの景品は、偶然にも俺が初めて買った映像カメラだった。結構嬉しかった。
直接貰いたいとの事で渡しに行った。渡すためにカフェに入って少し話した。
相手は中年の男性で、カメラは趣味に使うみたい。何だか目がキラキラしてた。帰って使うのが楽しみだ〜とか、どうやって使うのか〜とかそんな話をした。
話をしながらちょっと前の自分を思い出して、心の長いトンネルに新鮮な風が吹いていくような感覚があった。
カッコつけたい訳じゃなく、感覚を言語化したらそんな感じがした。要は懐かしかったんだよね多分。
映像をやる前、音楽やってた頃って何にも結果が出せなくて、自分は何やってるんだろうっていつも落ち込んでた。
公園に行って本当にほぼ毎日歌ってた。曲を作っても全然上手くいかなくて、結局完成した曲なんてほとんどない。
でも、鬱屈としてて自分の気持ちを発散したくて堪らないような状態だった。
そんなこんなで時は流れてコロナになって、休学して帰ってきてたまたま出会ったのが映像だった。
創生の子は取るかもしれないけど、造形表現演習っていう木下先生の授業が一番最初のきっかけだった。
休学から帰ってきて一発目の授業で俺は気合十分。課題はプロダクトを作って、そのプロダクトのPVまで作るみたいな内容。
当時は気合い満々だったから、チームワークなのに3Dデータもプレゼンボードも自分がやってた。かなりバカ。
動画は別の子がやる予定だったんだけど、なんか適当に写真繋げるだけでいいでしょって感じで、
「本気で頑張った課題をそんなふうに終わらせたくない!」
って気付いたら俺がやりますって言ってた。
今となんも変わらん。
そうやってキャパオーバーになるんやろが。
2年越しにカメラ引っ張り出してきて、何も分からないまま気合いだけで撮影した。
今みんなに教えてるシャッタースピードとかF値とか何も知らなかった。全部適当に設定してた。なんとなーく明るくなるからカチカチ回して、恥ずかしいから人の居ないところ探して撮影してた。
何も知らない割には色んな場所でして、ちゃんと映像にコントラスト出るようにやってた。
未経験にしてはやる事やってたみたい。偉い。
それがまぁ思いの外授業では好評で、木下先生がOBの映像やってる人に紹介してくれた。
それでアオイプロの映像制作コミュニティに入ったって訳です。
ただ、当時の映像は今見返すのも恥ずかしいくらいショボイです。見せられない本当に。
なんか俺は結構創生の授業批判しがちだけど、実際、人生変えてくれたのは創生の授業だった。何があるか分からないとはこの事。
造形表現演習をあのタイミングで取ってなかったら映像初めてすらいないと思うと本当に恐ろしい。映像やってなかったら何やってたんだろ俺。
そんなこんなで造形表現演習で映像初めて、もうすぐ2年になる。
偉そうに俺が言えた話でもないんだけど、何か変えたいって思う人は、とにかく目の前の事に貪欲になって欲しい。全然小さくて良い。
だって1個のプロダクトの映像担当なんか今思えばめちゃめちゃ小さい。デザスタでだってやれる。でも、それがキッカケになるって一つ一つ侮れない。
自分でSct.を始めて時間が経って、今思えばチラシから応募してきてくれたメンバーって本当すごい勇気持って応募してくれたんだなと思った。
やっぱり、その気持ちが何かを変える可能性を秘めてるんだなって思った。
映像始めた結果、結構な額の借金を負って最近まで生きてきたけど、そのおかげで今があるなら全然許せるなと思った今日でした。
でもね、お金って大事。
お金欲しい本当に。
お金。
最後がお金で終わるのはなんか嫌だな。皆の人生が変わった話を聞きたい。
別にそれが大学生じゃなくて良くて、社会人になってインスタで見かけるのも良いね。結構現代風だけど。
結果出すのが全てって訳じゃなく、ただ漠然と
「幸せになりて〜」
ってそんな話でした。
明日から平日なんて信じられない。長々と話したけど、とりあえず布団入ります。10時間くらい寝たい。
おやすみ。