今日は昼まで寝てた。正確には10時に起きて、11時にまた寝て15時に起きた。
いつも割とこんな生活を送ってる。昔から寝るのは好きだけど、理由は寝るのが好きっていうだけよりも、寝ている間だけは現実から離れられるから。
寝る以外に現実から離れられる瞬間がある。
料理をしている時。
中学の頃からたまに料理をしてた。その頃はカレーとかそうゆうものばかりだったけど、田舎で遊び場がなかったから俺にとって料理はかなり遊びに近い。
料理をしている時は、今自分の食べたいものを想像して、レシピを検索して黙々と作業をする。化学の実験みたいに難しくないし、たとえ失敗したとしても、途中で修正できる。まぁ化学も勉強すれば、そうゆうこともできるのかもしれないけど。(1年の実験で地獄を見た)
もしも、料理が主要5教科に入っていれば、俺は勉強が得意と言えるのになぁなんて考えたりする。
高校はバイトが禁止で、家で小遣い稼ぎに毎日家族の夕飯を作ってた。
大学に来て一人暮らしをしてからも勿論、ほぼ毎食料理をしてた。
でも、それを友達に話したりSNSにあげると自慢としているとみられることも少なくなかった。
多分、俺にとって料理は同じ年代の男性にとってのモンハンとか、ポケモンとか、ラップバトルとか、流行りの靴とか、そうゆうものと同じ物だと思う。
俺だって好きなこと皆んなと話したいよなぁって思ってたけど、「チキンライスのケチャップに中濃ソース入れるとコクが出て美味しくなるんだよ」「まじか!俺も今日買ってみるかぁ」とか料理専門学校以外でこんな会話成立しない。
昨日話した通り、世代の文明が俺にはあんまりない。
ポケモンもドランボールもナルトも通ってこなかった。その時俺は外で泥遊びしてたし、木工用ボンドにゴミ袋でパラシュートつけて遊んだりしてた。
モンハンで「あのモンスター倒したんだよ」とか「あの武器ゲットしたんだよね」とかそうゆう会話が俺にとって料理なだけだった。
いやぁ不公平だよ!
とすら思うこともあるけど、今は料理が好きなこととか、あれも好きこれも好きって積極的に言わなくなった。寂しいようなそれでいいような。
大学に来たらそんなこと気にしなくていいんだろうなぁとか、日本大学はでかいから色んな人が居て、自分みたいな人もいるんだろうなぁとか思ったけど津田沼で大学生するとは思ってなかった。
まぁそれは置いておいて、料理って楽しいんだよね。
お店みたいな味がかなり近い味で作れたり、それがこんなに安く作れるのか!とかyoutubeで「こんなコツがあるのか!」とか、「ここのお店なんか隠し味みたいなものを感じる」とか流行りのゲームぐらい面白い。やったことないけど。
おいしいっていいよね。幸せだよね。
「これ美味しいじゃねぇか!!!」って怒る人絶対いないし、毎日お腹が減る。お腹が減る時って何食べるかワクワクするよね。
スーパーに買い出しに行って、調味料コーナーとかみると「ちょっと美味しそうなの買ってみようかな」ってよくわかんない会社の洒落たもの買ってみたり。
ずっとセブンの自社ブランドの1kg130円みたいな安い塩を使ってたんだけど、最近1kg500円の塩に変えてみた。そしたらめんつゆで作った蕎麦がお店みたいに美味しくなるんだよね。いやぁほんと不思議。
お前、しょっぱいだけじゃ無いんだな。今まで勘違いしてた、ごめん。
三日坊主まで1日