今回でSnowflakeでPreviewリリースされたNotebookで改めて、こういうSnowflakeの筋の良さってなんかいいよなと思った。
渋谷さんともXのSpaceでそんな話をしていた。
今回のNotebookは恐らくだけど、従来のPFなどでできるようなJupyter Notebookで無理くりSQLでクエリしたデータをPandasのDataframeに変換をかけてPythonで使えますよ的なライブラリをリソースでぶん殴っているタイプの話ではなくて、すでに利用できているSnowparkおよびSnowpark Dataframeというクエリエンジンやコンピューティングリソースの柔軟性を最大限活かし、高いパフォーマンスでSQLとPythonをシームレスに実行できるライブラリをまず開発していたことと、Streamlit in SnowflakeとよばれるStreamlitアプリケーションをSnowflake上でデプロイできるようにしていたという既存のデザインのかけあわせでしかないのかなと思っている。
Snowparkはこれまでもローカル環境やSnowflakeのPythonワークシートで利用できるものだったし、Streamlitは何かしらの管理画面的なものだったりダッシュボード作ったりみたいなことはすでにできていたけど、それをSnowflake自身がかけあわせて、UXとしてSQLとPythonをシームレスに統合できるNotebookとしてリリースしているとしたら、めっちゃ筋良いと思いませんか?
無理くり作った感じもないし、パワーやお金で殴りにいっているわけでもなく、ライブラリやソフトウェアの筋の良さがそのままユーザーへの価値に複利で効いてきてる典型なのかなと思った。
毎回、新機能がリリースされるたびにこういう裏側の妄想や筋の良さを感じるたびにやっぱりいい製品だなといつも感心する。