カラス

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やっぱりなと山盛りの雪を見て思う。結局雪の少ない冬なんてない、帳尻合わせてくんなよと思いつつ冬が一番好きです。

引き続き内省の日々を送っているのでなんとなく感傷的なモードが続いている。人生の半分は多分そんな感じですが。

朝すすきのを歩いているとカラスがたくさん飛んでいたりその辺を跳ねていたりする。それをかわいいなと思いながら眺めて歩いている。カラスの絶滅を本気で祈っていた2年前の自分からは到底想像もつかない今です。

嫌いで遠ざけていたものほど受け入れることができた時には反動でとても好きになるみたいなことが多々あった。それの存在は知っているが遠ざけているから中身をまるで知らない。嫌い過ぎてマイナス面はめちゃくちゃ知ってるけど良いところは全然知らない。みたいな状態でいざ箱を開けると中身すべてが新鮮で魅力的に感じるみたいな話。なるべく好きなものだけで周りを固めて生きてきて、次第にそれらにもやんわり慣れてうっすら飽きてぼんやり生きているとそういう遠ざけてきたものたちが活力をくれたりする。

嫌うという行為は自分の領域を守るために無意識でやっていた反射に近い行動だった気がする。本当に嫌いなものが多い人生だった、自分はかなり臆病者だったんだなと結構情けない。今も別に勇敢ではない、がそこまで弱くもない。と思いたい。研鑽の日々です。

遠ざけておく時間も悪かないけど嫌いなものはもう作りたくないな〜というのが今のところです。なるべくナイスな人間でありたい。大雑把な表現に英語は便利。サンキュー。