SMAPのベストアルバムを買った。
私にとってSMAPというのは、物心ついたときにはスターとして存在している人達だった。
特段思い入れがあるわけではなかったが、ふと、改めて曲を聴き直してみたいなという気持ちが湧き、アルバムを手に取った。
2000年代前半に出たベスト盤を買ったが、とてもいい。
特にSHAKEのサビ。
シェイク シェイク ブギーな胸騒ぎ
チョーベリベリ最高 ヒッピハッピシェイク
幸せについて、真っ直ぐかつオリジナリティ溢れる言葉を紡ぐ作詞家 森浩美も最高だけれど、それを歌で体現するSMAPの素晴らしさ。
2000年目前の明確な転換期にこの曲が出た意味。大きな希望と不安がある時代にこういう心持ちの曲は必要とされたのだろうなと思う。
そして、この精神性は現代にも欲しいなと。
この飽和ぎみの世の中で強い言葉で切り込むであるとか、斜に構えて物事を見るよりも、目の前の幸せに対して、幸せだと言うことってものすごく尊いものだと思う。
苦しい、辛いことはたくさんあるし、そこに向かい合う必要はあるけれど、それ以上に今の幸せを噛みしめていきたい。