青空の下で

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三連休は作業があったのでほぼ引きこもり状態で、スーパーの買い出しとスーツのクリーニングを除き外に出なかった。つまり、急激に気温上昇した時の燃えるゴミを捨てることが出来ず、若干の腐臭が部屋に充満しており、暗雲が立ち込めているかのような気分だった。

昨日今日の気温低下があったおかげでより悪くなることはなかったが、袋を三重にした所で効果は薄く、ポリ袋の眼には見えない小さな小さな穴から臭いは漏れ出すのだった。仕方がないので行動範囲から一番遠い玄関に放置する。

姉の結婚式で来週実家に帰ることになった。

かなり急だった。どうやらとんとん拍子進んだらしく、大変めでたいことである。というとこで全く使っていない礼服を取り出して、革靴や革鞄を磨くのだった。

スーツはクリーニングで、革靴、革鞄、あとはベルトをしっかり磨く。ついでに色々やってしまおうと思って、結局革靴は3足、ポーチと財布、手帳まで全部綺麗にしていると、休憩を挟みながらで、2日かけてしまった。

特に二十歳の時に買ったちょっといいベルトは年に一度使うかどうかなのでカサカサになっておりこれちょっと大丈夫かな、と思ったが、デリケートクリームを塗ると面白いくらい艶と柔軟性が帰ってきたので、少しだけ笑顔になってしまった。革製品の手入れはこれが楽しい。

もう12年も使ってるんだからそろそろ買い替えなよ、と言いたい所なのだが、15年間体型変わってないし、手入れしてるから綺麗で最早箔がついてる感じだし、あまり見ない珍しい装飾がされているので、買い替える気にならないのだった。

ただ、バックルのメッキがぼろぼろになってきたので.どこかで再メッキしてもらわないとなぁ、と思い調べてみた所、大体1万円くらいで出来るらしい。自分のベルトの構造上、革の縫糸を切らないと分解できないので、もう少しお金がかかるかもしれない。でもまあ、12年使って1万円なら問題ないという判断。

革靴とか革小物を磨く趣味、結構コスパいいと思うんどけど、周りにやってる人をほとんど見ない。革財布は持っていても使い捨てだ。たしかにベルトは難しいかもだけれど、靴とか鞄は一生は無理でも10年くらいは遊べるのに。今年で財布は10年選手になるはず。

昔、友達がうちに泊まりにきた時、ベルトのサイズが合わず無理矢理自分で穴を増やした状態で凌いでるのを見て、「何やってんねーん! ベルトの調整はこうやるんや!!」ってバックルをこじ開けたのを思い出した。

この三連休で多くのvの人がブルアカのエデン条約編を読んでいるのを観測していた。ブルアカがインターネットに敷衍していることをひしひしと感じる。

革を磨いている間は耳が暇なので、作業のお供にいろんなvの配信を覗いていたが、エデン条約編の初見実況は栄養があっていい。

エデン条約編第3章22話、楽園の名前は(3)で、サオリがアズサに対して、

「私たちは一緒に苦しんだ、絶望した!この灰色の世界に!」

「全てが虚しいこの世界で、お前だけが意味を持つのか!」

「お前だけがそんな、青空の下に残るのか!」

「全て否定してやる!お前がトリニティで学んだこと、経験したこと、気づいたこと!全て、その全てを!!」

と発言している時に、そういえば先月公開された5th pvで、と思って見返していたら、サオリが1人、青空の下で海を眺めているシーンがあり、よかったねぇ、とニコニコになっていた。来たるアリウスイベントを座して待つ。

たぶんAndroidにもあるんだろうけど、iPhoneは写真アプリ内にある画像のテキストをタップすると文字認識をしてコピー出来るようになるの本当に便利やね。