2024/3/14、以下のイベントで人生初の司会というものをしました。
普段 Drupal Meetup Tokyo で仲良くさせていただいている方からお声がけいただき、自分にそんなものが務まるのかと思いましたが、会社的にも広報に繋がるし、自分も顔を覚えてもらえるし、良いことづくめなので飛び込むことにしました。
当日までの準備
情報収集は司会の生命線
司会といっても何をやれば良いのか分からず、とりあえずそれっぽい本を借りました。困ったら書籍に助けを借りるいつものスタイルです。
とはいっても司会向けの優れた教科書などあまり無く、以下の本一冊をざっと参照しました。
この本では司会のパターンごとにスクリプトや心構えが記載されていますが、それより前段の部分の「司会は情報収集が命」という考えはヒントになりました。
司会というと滑舌が良いとか機転が効くとかそういう生まれ持った能力のようなものに目が行きがちですが、実はそれよりもしっかりと準備をしておくことが重要であるというのは目から鱗でした。
そこから少しずつ準備をしました。
原稿を作成する
いただいた香盤表を元に、自分の言葉で原稿を書き起こしました。
毎日15分くらいざーっと書いて、また次の日見返しては調整して、声に出して読んで、というのを繰り返していました。
実際その原稿をリアルタイムで見ることは無かったのですが、ゼロ準備だと何から話して良いのかまったく分からずヤバかったのかなと思います。
事前情報をインプットする
事前情報として当日共有される注意事項等のスライドや、投票に使用される設問などを声に読み上げるなどしていました。
覚えられるかどうかはさして重要ではなく、当日できる限り自分をびっくりさせないように準備をしておくというのが重要なのかなと思います。
会場を下見する
これは当日しかできなかったのですが、会場到着後は設営をお手伝いしつつ、いろいろと会場を歩き回って情報収集をしました。
誰が何をやっているのか、どこに何が貼り出されているか、お手洗いはどこか、進行時の立ち位置はどこかなど。
これについてはもう少し見るべきところがあったし、もっと早く気になる点は声を出してすり合わせれば良かったなーと少し反省もあります。
結果
結果、自分的には用意していたことが全然出てこなかったり、観客の目を見て話せなかったり、想定外のことも結構あったので「できた!」という感じはありませんでした。
それでも及第点はいただけたような感じがするので、とても良い経験になりました。
改めてお声がけいただいたことに感謝です。
反省点
今後に向けての反省点は以下のようなところです。自分がやる場合もそうですが、誰か別の方がやる場合も参考にどうぞ。
原稿などは紙に印刷して持っていった方が良い
スマホを眺めていると印象が良くないし、当日の変化をクイックに書き込んだりもしづらい
原稿や必要な情報は紙に印刷して手もとに置いておくと良い
細部まで確認する
できる限りいろんなことをシミュレーションして想像して、直前までいろんな確認作業をやった方が良い
楽しむ
今回は楽しみましたが、もっと司会自身が楽しんで、その空気感が会場に伝播していくというのがベストなんじゃないかなーと思いました!
そんな感じ。また一つ自分の殻を少し破れた気がします。お疲れさまでした!