vs コンサドーレ札幌
ホーム最終ゲーム。この試合で勝たないと首位神戸との勝ち点差が縮まらず負ければ優勝がなくなる。そして広島のバンディエラ青山敏弘の引退セレモニー、柏好文の退団、社長、監督からのスピーチなど盛りだくさんの日。
試合は 5-1 の完勝でとてもよかった。
社長のスピーチがとてもよかった。「サンフレッチェ広島の収益は前年の42億円を上回り1.7から1.8倍になる。サンフレッチェ広島は地方の1クラブではなくこれからJリーグを引っ張っていきます」という宣言はとてもよかった。広島というクラブがどこを向いていて、どこに向かっていくのかはっきりしていてよかった。ビジョナリーという感じがする。
青山敏弘のスピーチは泣いた。自分が広島のサッカーを見始めた頃から青山敏弘は試合に出始めた。ミシャのサッカーの体現している一人だと思う。2012年、2013年、2015年の優勝は彼がいなければできなかった。キャプテンを努めてとても悩んでいそうなのがいろいろな発言などからも見受けられていたし順風満帆なキャリアではなかった。日本代表にも選ばれたが中心選手だったわけでもない。アテネオリンピックのメンバーにも怪我で入れなかった。海外で活躍したわけでもない。日本のサッカー界全体で見ればそんなに知られてた選手でもないかもしれない。しかし広島にタイトルをもたらし、21年間広島で活躍した偉大なバンディエラは広島サポーターにとってはとても特別な選手である。その選手が引退してしまうのはとてもとても悲しい。
柏好文のスピーチは見ることができなかったがあとでネットで動画を見た。彼のキャラクターがとても出たスピーチだった。そして彼の活躍で1番印象に残っているのは2015年のチャンピオンシップでのゴール。
このゴールがなかったら2015年の広島の優勝はなかっただろう。
来週は大阪でG大阪の試合を見て優勝したい。