口臭の主な原因は、口腔内バイオフィルムが生成する揮発性脂肪酸、硫化水素、メチルメルカプタンなどの揮発性硫黄化合物である。嫌気性の歯周病原性細菌に有効な抗菌薬の内服や歯周局所塗布をすることで効果があるとされているが、長期投与による耐性菌が生み出されるリスクがある。
抗菌性洗口液であるリステリンは、抗菌薬としは異なり常用することが可能なため、口臭のある患者あるいは口臭を気にされている患者には、1日3~5回程度の洗口を勧めている。また、治療前のリステリンによる洗口によって、強い口臭のある患者や歯周病患者の治療時の口臭は大きく改善される。
使用後には、水で口をすすぐ必要はありますか。
液体歯磨と洗口液は用途と使用方法が異なりますのでそれぞれの使用方法に沿ってお使いください。液体歯磨は、ブラッシング操作を行っていただくもので、ブラッシング操作を伴うことで効果を期待できるように作られた製品です。ブラッシングを行わない場合には、洗口液区分の製品をお選びください。