一緒に朝日を見よう。
なんて素敵な告白の言葉(ただしイケメンに限る)。
I lone you. を「月が綺麗ですね」と訳したのは、夏目漱石だったか(諸説あり)。
「愛を終わらせない方法、それはなんでしょう?」
日々のささやかな出来事を重ね、同じ方向に歩いていく。
それが私の「愛を終わらせない方法」。
弥生が感じた寂しさは、
目の前にいるのに、見てもらえない。そばにいるのに、心が離れている。
ってことじゃないのかな。
なのに、大学時代の藤代は情熱的な愛を持っていた。
10年間忘れらないほどに。
人に踏み込みたくないから、ポートレート以外の写真を撮る。
そんなことを言っていた割に、後輩の春には情熱的だった。
物語の最終盤、春のフィルムから弥生の姿が現像された場面。
正直、恐怖を覚えた。
弥生、何をしていたんだ! と。
そして「帰ろう」の言葉が、とても素敵だった。
そうそう、劇中の大学が母校だった。びっくり。