2025.07┊︎装丁デザイン備忘録

𝗀𝗇𝖼
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公開:2025/7/5

※当記事では二次創作の18禁同人作品について触れています

同人誌やノベルティのデザインについて褒めていただく機会があり、たいへん面映ゆいがめちゃくちゃ嬉しい

自分用の備忘録も兼ねて、デザインの意図や仕様、ついでに作品の内容について書き残しておく

すべて「Canva」というサイトで作成しています


①2025.06┊︎ポストカード

▶仕様

  • 用紙:パールスノーペーパー/ブルー

  • サイズ:ポストカード

  • 印刷所:おたクラブ

▶概要

自カププチオンリー内でのポストカードラリー企画に寄稿した作品

企画テーマは「6月と自カプ」

▶デザイン

企画概要を聞くと他の参加作品はほぼイラストとのことで、可読性より見栄えやデザイン性優先の方が良さそうだと思った

今回は文字ぎっしり横向き配置という少し挑戦的なデザインに

まあ当然読みづらいけどお気に入り 文字がぎゅっとなってるの可愛いと思う

コンセプトカラーは企画テーマに合わせて紫陽花っぽいくすみパープル系も候補にあった

最終的にタイトルから連想される「雨夜の不穏そうな話」というイメージを優先

最低限の可読性を持たすため黒系背景、モチーフの彩度も調整した

モチーフはウニっぽいとげとげしい感じも考えたが、イメージに合わなかったためぼやっとしたものを採用

ぼんやり系モチーフは可愛さと不穏さ、どちらも表現できて好き

▶装丁

用紙は企画主催者の方で選んでいただいた

落ち着いた偏光カラーときらめきがデザインの雰囲気によく合っている

二人が潜った東京湾のイメージらしい ……え?

▶内容

タイトルはご存知「雨に唄えば」のもじり

これを最初に思いついて話を書いた 不穏系不真面目は手癖で書けて楽しい

雨の死体埋めから始まって6月が旬のウニでオチを付けよう、と書いてたけどぜんぜん話がまとまらなくなってしまった 文字数が多い 容姿描写が好きなので隙あらば入れてしまう

結局駄目押し的に6月要素の紫陽花をねじ込んでまとめた いつもオチが適当

②2025.06┊︎同人誌

▶仕様

  • 表紙用紙:ケンラン 180kg/黒

  • 本文用紙:色上質/黒

  • 特殊加工:表紙全面箔/オニキス、本文白印刷、角丸加工

  • サイズ:A5正方形

  • 印刷所:おたクラブ

▶概要

以前からやってみたかった正方形+全面箔+黒い紙×黒い箔+角丸の夢いっぱい特殊加工本

個人的に正方形サイズはあまり小説向けではないと思っているので、気楽に読める短編集にしました あと普通に時間がなかった…

▶デザイン

「全面箔を活かす」+「黒×黒なのですべてをデカめにして見やすく」が前提条件

コンセプトは「怖くないポップなホラー」です ちょっとポップに寄せすぎた気もするフォントのせいかな

オニキス箔は黒地に模様が入った仕様で、角度によって見え方が変わります

普通のカラー箔ならシンプルに文字だけでも可愛いと思うが、今回はとにかく大きめで

真ん中にモチーフが鎮座しているデザインはすごく作りやすい

3段半円モチーフはフィーリングとバランスで選んだ 4つの話だし4段の方がよかったかも?

ポップ感を出すためにキラキラモチーフも入れたけどなくてもよかったような…

タイトルのフォントは「筑紫AMゴシック」

明朝ほど流麗でなくていいけど普通のゴシックは硬すぎる…と悩んでいたら、ぴったりなフォントを見つけられた

柔らかみのあるゴシック体だけど、遊びすぎてない感じが可愛い

▶装丁

想像以上に箔の圧がある さすが全面箔

やっぱり箔はデカければデカいほど楽しいなと思った

ケンランは思っていたよりもつるつるしていて硬め

A5以下だと読むのちょっと大変そう

角丸はさりげないけどあると嬉しい加工 本の雰囲気が文字通り丸くなる

タイトルだけはホラー感あるので、怖さが控えめになるといいなと思っての加工です

黒用紙×白印刷は予想通り本の内容にもバッチリ合ってる!

特殊料金なので少し迷ったけどやってよかった~

可読性を考えて本文フォントは10pt かなり大きめ

それでもやっぱり読むの疲れるな…

▶内容

フォロワーとホラー小説の話題になった際、そういえば妖怪ジャンルなのにホラー系の話書いてないなと思ったのがきっかけ

公式で妖怪大辞典が発行されている恩恵にあずかり、自カプの頭文字から4つの妖怪を選んだ

中扉の入稿データ 実際は白黒反転されてます

モチーフ箇所の白インクはかなりつるつるだった

タイトルは6月の別名+自カプ+怪談 わかりやすくて語感が良い

タイトルにカプ名が入ってると買うときに嬉しい&思想を間違わない利点があるのでおすすめ 自カプ名は何度でも呼びたいし嬉しいからね

③2025.06┊︎ポストカード

▶仕様

  • 用紙:クラシコトレーシング-FS 167kg

  • 特殊加工:(表面)モノクロ+(裏面)特殊色ゴールド印刷

  • サイズ:ポストカード

  • 印刷所:プリンパ

▶概要

新刊ノベルティのポストカード

上記ポストカードラリー企画とは差別化したくて特殊仕様に

仕様はこちらの記事を参考にさせていただきました トレペポスカとっても可愛い!

▶デザイン

ハーブの話なのでモチーフはそれ一択

ハーブを吸うと見れるキラキラ(……)も取り入れた

裏面の文字は自カプオンリー名の筆記体とイベント開催日

ラリー企画の方が横書きだったので、こちらはオーソドックスに縦書き

やっぱり文字は詰め気味だけど断然読みやすい

反省点として、見比べると参考元様のデザインと似た雰囲気になってしまった

模倣にならないよう気をつけたつもりだったけど申し訳ない…

▶装丁

自然光に透かした様子

ほどよい半透明感で、両面共に裏の印刷が邪魔になってなくてよかった

あと思っていたよりも用紙がしっかり厚い 遊び紙のトレペのように湿気などでくしゃくしゃになるということはなさそう

ただ断裁面はちょっと気になるかも これは紙の性質上仕方ないと思うので、ぜんぜん許容範囲です

実際の色はこちらが近い

インクの色はゴールド、シルバー、ホワイトで迷った

フォロワーに話を聞いてもらったりして、ゴールドに決める キラキラっぽいし

結果的には大正解だった

▶内容

以前からハーブの話を書きたかったのと、単色印刷のモチーフとしても見栄えがするのでテーマはすぐ決定

喫茶店経営が即頓挫するネタと神社に不法侵入するネタも突っ込んだ 全部手癖で書けて楽しかった~!

ちょうど父の日だったので親子ネタも 不真面目だけど私の解釈における水木と鬼太郎の関係性が詰まっている話です

タイトルは「イベントの日付/ハーブの別名」

名前を言っちゃいけないハーブのスラングを検索しまくったら、サジェストが最悪になった

④2025.06┊︎同人誌

▶仕様

  • 表紙用紙:モンテシオン 39k

  • 本文用紙:モンテシオン 39k

  • 遊び紙:カラーペーパー厚口/サクラ(自前)

  • サイズ:B6二段組

  • 印刷所:プリペラ

▶概要

新刊2冊目出せるけど締切ギリギリで割り増しになりそうなので、「出すだけぱっく」という自分で製本するプランでやってみた

▶デザイン

河童とキュウリがキーアイテムの話だからテーマカラーはグリーン系

すごく「瓜感」が出て、まとまったカラーリングになったと思う

モチーフはよく見るとキュウリ 遊び心と不真面目を感じ取ってもらえたら幸いです

タイトルは字面の強さを後押しするようなおどろおどろしいフォントを選んでみた

キュートポップ系にして悪趣味な雰囲気にするのも良さそうではあった

実際はホラーな話ではまったくないため、タイトルフォント詐欺を狙っている

▶装丁

この画像ではわかりづらいけど、撮影する前にお茶漬けをこぼして悲惨なことに…

愚かすぎる…

表紙と本文用紙はどちらもモンテシオン

黄味がかった藁半紙のようなしっとりした質感 小説の本文用紙として気になっていたのでこの機会に使用してみた 今回のような中綴じ本なら使い勝手良さそう

表紙用紙はファンタスなどもあったが、自分で製本することを考えると厚みのある用紙は大変そうだった しかもB6サイズで分厚い表紙は読みづらいことこの上ない

本文用紙なら薄さに関しては間違いないので、こちらもモンテシオンにした

遊び紙は自宅にあったものを挟んだので印刷所の仕様ではない 好きな紙を挟めるのも自力製本のいいところだなと思った

あと組版が上手くいって嬉しい 余白多め文字ちょい大きめでぎゅっと詰めるスタイルが好き

▶内容

昨年9月の自ジャンルwebオンリーで発表し損ねていた話だった

7割くらいは書けていたが筆が止まっていたのをなんとか書き上げた 未完のタスクをひとつ消化できてよかった…

タイトルはけっこうお気に入り 語感と字面を重視したけど、なんとなく死姦の話って伝わりそうなタイトルじゃないですか?

言うまでもなく、五芒星と河童のネタはコワすぎシリーズからのオマージュです

そこからどうして蘇生セックスになったのかはもう思い出せない…

今回はくっついてない二人の話なので、水木がまったくやる気ないのは書いてて楽しかった

「努力・友情・射精」でおおまかなあらすじが説明できる

まとめ

6月のイベントで出した新刊とノベルティの備忘録でした

次は10月に新刊出せたらいいな あと未完のタスクを早く片付けたい…!

@gnc
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