2025.11┊︎行楽の秋

𝗀𝗇𝖼
·
公開:2025/12/5

秋の山に行ってきた日記

行先

  • 新潟県十日町市

  • 新潟県加茂市

  • 高尾山

新潟県十日町市

11/2 晴れのち雨

蕎麦と温泉と美術館に行ってきた

まずは蕎麦屋 十日町駅前の店へ向かう

へぎそば 

小嶋屋のより量があってめちゃくちゃお腹いっぱいになった

蕎麦屋のだし巻き玉子大好き

かき揚げも美味しい~ 胃がもたれるので蕎麦と一緒にいただく天ぷらが一番好き

ちなみに、へぎそばで有名な小嶋屋は「小嶋屋総本店」と「越後十日町小嶋屋」があり、紛らわしいけど別系列の店です

見分け方は店先に水車がある方が総本店 あと総本店のが美味しいらしい

蕎麦屋(というか駅から)近い美術館へ移動

大地の芸術祭の展示がなぜか無料で見れる

無料なのにかなりのボリュームで驚いた ほんまにタダでええんか…?

※現在は公開終了している作品もあります

ロの字型の美術館のド真ん中にあるおしゃれな浅瀬の池 これも作品らしい

屋外展示の動物たち 等身大なのかな

中に入って二階に上がるとミュージアムショップとカフェ

でかい池を一望できる窓辺の席 すべての窓に生花が飾られていてエモい

ここから屋内展示

時計の鳥 多すぎて圧倒されるというか、ちょっとうわってなる

シェイクスピアの戯曲を踊るシーツおばけ けっこうデカい

実際に踊ってる様子 ~30秒くらいから

動画で見てもなんだかシュール

十日町市内で集めた廃材を使ったアート

二階から撮影 やっぱり池でけー

他にも「新潟県内各地の砂を集めた瓶の展示」「農機具を使った影絵アート」などの展示があった

砂瓶の展示は原稿合宿で有名な湯河原の旅館っぽいなって思った(行ったことないけど)

次は美術館の隣にある道の駅へ移動

ちょうどドジャーズの試合中で、大型モニター前にはたくさんの人だかりがあった

点が入るたび大音量の拍手と歓声が店内に響き渡る おじさんって野球好きだよね

雑な乗っかり方が良い

このあとドジャーズは見事勝利 すぐさま記念八海山が店頭に並べられていた 

駅方面から少し離れた美術館へ

めっちゃ山に向かって行く

駐車場周辺 山ん中すぎる 紅葉の見ごろはまだ先

今にも熊が出そうなブナ林

駐車場から美術館へ向かう道中に銅像が展示されている

やっと到着! 熊と出くわさないか本気でひやひやした

美術館前に小川が流れている あと落ち葉の量すっごい

フクロウかわいいね

今回の企画展

常設展示は外の彫刻のみ 想像以上にこじんまりとした美術館だった

おもに十日町の風景を描いている画家の方らしい

色使いがとても鮮やかで見ていて楽しかった 一見明るいけど郷愁的な雰囲気もあって好き キラキラしてる絵具も不思議で素敵だ

帰りは山の上の温泉に入ってきた 

到着したら雨が降ってきてしまい、残念ながら雲海は見えなかった 時間帯と季節も悪かったかも

お風呂が熱めで良かったのと山しか見えないけど山好きには堪らなそうな露天風呂だった 

オーシャンビューに比べてマウンテンビューはあまり浸透してないの面白いなぁと今更思ったり

美術館のおみやげ

瓶はめちゃかわいいけど甘酒苦手なので持て余している フレンチトースト作ってみようかな

繭玉の目

新潟県加茂市

11/15 晴れ

カフェと加茂山公園に行ってきた

以前から気になっていた製材所を改装した古民家カフェ

趣ありありの外観

ボロネーゼパスタ

付け合わせのサラダにかかっていたドレッシングが美味しかった

焼き芋とほうじ茶のバスクチーズケーキ

しっとり系のケーキで正直思ってたのとなんか違う感じ

二階はギャラリー兼ショップ 階段があほみたいに急だった

窓から見える南天が良い

謎小物 なんの実だろう?

旧製材所で使用していたと思われるスタンプ 

野菜のブランド名? 「晩生一人娘枝豆」が気になる 

次は加茂山公園

加茂川沿いを歩いて向かう

白鳥居前 ちょっときつい階段

青海神社 ちょうどご祈祷中だった 鈴は鳴らさず静かにお賽銭を入れてきた

落ち葉の絨毯

日差しの入り方が良い雰囲気

池の噴水 赤と黄色の色彩に秋の深まりをびしびし感じる

ベンチ真上の木も紅葉真っ盛り 

鯉が住んでいる池 有料で餌やりもできる

赤い落ち葉が毛氈みたいで美しい

ここら辺はまだ緑

公園内にあるリス園の地図 せっかくなので行ってみる

イラストのゆるさに反して傾斜がきついルートだった

穴掘ってるリスA

穴掘ってるリスB

埋めた餌はあとからやって来たリスCに横取りされていた 弱肉強食や

リスを探せ!(私もわからない)

リスは放し飼い状態なので至近距離で触れ合える

よく見るとリスの指先は少々エグい もっとクリームパンみたいにふわふわした感じだと思ってた

公園のあとは近くの商店街を散策

なぜかムーディーな歌謡曲が流れてて昭和すぎた

あげポッポ値上げしたらしい

食べたことないけど蒸しパンっぽいポッポ焼きを揚げたら別物だと思う

素朴なアヒルがホラーなオブジェに

夕方の加茂川沿いを散歩 歩きやすくてウォーキングに良さそう

4月下旬から5月上旬の間は大量の鯉のぼりが泳いでいる

周辺駐車場がほぼ満車になってつらい

加茂川で見かけた鴨の夫婦 おしどり素敵やね

高尾山

11/22 晴れ

高尾山に登ってきた

「登ってきた」などとスカしているが、当初は本格的な登山をするつもりはまったくなかった

言うても普段着とスニーカーで行ける場所らしいし、ケーブルカー使って楽々ハイキング♪の予定だったのだ お、愚か…

どう考えてもクソ甘すぎる見通しで入山した結果はお察しである

13時すぎに高尾山口駅に到着

駅前からもう混雑がやばい しかしこの人混みもぜんぜん序の口

ケーブルカーの駅に向かう道中の店も大行列で、あれに並べる都会の人たちは素直にすごいと思う

私はオタク関連の催しじゃないと諦めちゃうよ…(オタクはオタク事に関してだけは行列を我慢できるので)

行楽シーズンで混むとは聞いてたけどすごー…と思ってたら、ケーブルカーが50分待ちで横転する テーマパークの大人気アトラクションか?

でもここで予想外って反応してる方が無知で変人なのだ 私です

時間的に待つのもあれなため急遽ガチ登山決定

仕方なく一号路を登る

聞いた話によると、一号路は初心者向けのルートらしい

そこで私が想像したビギナー高尾山は、平坦な道をさくさく進める優しくゆるやかな登山路だ

まあそれなら登りやすそうと、軽い気持ちで登山口へ向かう お、愚か……

マジで馬鹿は山に登ってはいけない

登る前からさらなる愚かポイントの加点

順調に罪を重ねたまま登り始めて五分――

いや普通にきっつい!!!!!!!!!

小型犬や白髪のお年寄り、ほよほよ歩きのキッズたちに追い抜かれながら、汗だく登山するみじめな田舎者の姿が一号路にあった

え、すみませんだいぶしんどいんですが…………………

たしかに地面は舗装されてるけど急斜面が多すぎる 下半身の負荷やばいやばいやばい 登山玄人たちが言う「歩きやすい」って地面の傾きは含まれてない感じですか?????

ただの無知自業自得のくせに被害者面してるのが浅ましいし、よく考えなくてもケーブルカーやリフトがある山が平らなワケない

愚かポイント5000億点追加待ったなしである

疲労困憊で登山中に撮った景色 ここからでは富士山は見えない(今知った)

紅葉を楽しむ余裕はなかった

水も持ってきてない体たらくだったので、道中にあるリフト乗り場前の自販機で高いミネラルウォーターを購入 リファもここで水売ったら私みたいな奴が泣く泣く買うと思う

このリフト乗り場の混雑もめちゃくちゃやばかった 誇張ではなくほとんど身動きが取れない密集状態

同人即売会でも嫌なのにうんざりする人口密度だった

背に腹は代えられず、人混みを掻き分けながらリファ水よりかはプチプラな高い水を購入 高尾山に到着してから良いことがまるでないが、だいたい自業自得

割高水を飲んでちょっと元気が出た

気力体力を振り絞って、ケーブルカー乗り場の高尾山駅になんとか到着!

ここも人、人、人で山なのに人酔いしてしまいそうだった

比較的すんなり入れたお土産屋さんでステッカーを購入した

帰りは念願のケーブルカー!!!!

整理券をもらって、乗車券を購入

60分待ち…? 下りも最大手だ

山頂に登る時間はなさそうなので、薬王院まで向かう

到着 ここまでの道中も急斜面多くてめちゃしんどかった

二体の天狗像 阿吽像みたいな役割なのだろうか

せっかくなのでおみくじ引いたらこれ

愚かポイントを貯めまくった伏線回収 めっちゃ苦労して登ったのに悲しい結果を100円で買う羽目に

当分旅行は行きません

お土産のかりんとうは美味しかった

ケーブルカー乗り場に戻ると、整理券の順番まで少し時間があった

見ただけで気が遠くなるような行列に並び、名物の天狗焼を購入

これがめちゃくちゃ美味しい!

表面はパリッと香ばしく、しっとりした分厚い皮の食感が絶品すぎる 黒豆たっぷりの粒あんも疲れた身体に染みる上品な甘さだった

標高472メートルも登ったんか…(今知った)

帰りはあっという間に到着

夕方になるとさすがに人もまばらで、やっと駅前が撮影できた

けっこう冷え込んできていたけど、ミニスカートの若者たちが美味しそうにソフトクリームを食べていて眩しかった

おわり

ちゃんと調べてから山に行け

@gnc
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