前日に夜更かししてしまったので昼ごろまで寝ていた。連休は最高だ。ただ社用スマホに何かと通知が入り、なんだかんだ目を通してしまう。平社員もいいとこなので別に目を通さなくてもなんの問題もないんだけど。
化粧、めんどくさすぎる……と思いながら色々塗りたくって出かける準備をする。最近新しい化粧品を買っていないからかマンネリ気味で化粧の時間が楽しくない。もともとそんなに嫌いではないから、気分の問題なんだろう。
池袋に。ジュンク堂書店へ行く。入ってすぐレジが長蛇の列になっているのを見て、これが東京か……と思う。東京のすごいところは本屋が混むというところ。地元の田舎では、本屋に人が溢れているところなんか見たことがなかった。
一度入ったものの、低血糖でめまいがしたので引き返し、隣のスタバに駆け込んだ。チャイティーラテを飲み干してまた書店に戻る。
のんびり一時間半ほどうろうろして満足し、中井久夫の「精神科医がものを書くとき」だけ購入して退散した。中井久夫の訃報を前日に知ったばかりだった。店内には追悼コーナーが設けられていた。
そのあとは東武のエノテカで日本酒とワインを買って帰った。連休中の家篭りにいいお酒を買おうというのが今日の目的だった。日本酒は普段めったに家で飲まないけどたまには。雪男という辛口でパッケージがかわいいやつにした。
甘いお酒が得意じゃない。もともと甘いものが苦手な子供だったのをここで引きずっているらしい。上京する前、お酒に慣れておきなさいと母がいろいろ飲ませてくれて、母も最初だからと気をつかって甘いチューハイとか澪みたいなスパークリング日本酒とか、そういうのを選んでくれたものの、どれもことごとく駄目だった。結局、母が普段好んで飲んでいる麦焼酎のソーダ割がかろうじて飲めるということがわかり、それはそれで母もうれしそうだった。
お酒を買い込んだのち、日用品もいくつか買い足してまた電車揺られて帰る。