「頭脳スポーツの才能がある人」について

ごま
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初記事です。プロフにはBUMPのことを書き散らすと書いておきながら、初回が全然ちがう題材なのは気にしないでください。

さて、今回書きたいな〜と思ったのは、題名通り、「頭脳スポーツの才能がある人」とはなんぞや?ってところです。これ、Twitter (意地でもXにはしない)をボーッとしてた時に流れてきた、「白黒はっきり付けないままでいられる力は知性だ」という旨のツイート(意地でもポストにはry)に影響を受けて、ちょっと連想してみた内容です。もちろん、それを裏付けるソースなどは無くて、100%妄想であることはご承知おきください。

では、本題に移ります。

はい、これがとりあえずの結論です。

以下に色々書き散らしていこうとは思いますが、ちょっとした前提として、まず私が「頭脳スポーツの才能がない」側なので、一貫してそっちの視点から話をします。(才能がある側のことはしっかりとは分からないので。)

また、「頭脳スポーツ」と銘打っていてアレなんですが、挙げる実例などが結構運が絡むことを前提としているので、俗にいう「二人零和有限確定完全情報ゲーム」とはちょっとお話がズレるかもしれません。今回の主題の「才能」がある人じゃないとそっちの方も強くなれないとは思うので、そう致命的なズレではないと思うのですが。

では、前提条件もある程度のっけたので、改めて書き散らしますね。

まず、「頭脳スポーツの才能がない人」、というかまあそれに限らずだとは思うんですが、おおよその場合、「人は悩むのが嫌」です。

「今日の服どれにしよう」「今日の夕飯どれにしよう」みたいな思考、気分がいい時は楽しいんですけど、そうじゃないと結構面倒くさいですよね。ふらっとコンビニに立ち寄っておにぎりとか買っちゃいがち。どれでもいいやとなっちゃう。

とどのつまり、「悩む」ってことはやっぱりストレスなんですよ。そりゃ当たり前だろと思われるかもしれませんが。

そんでこの「悩む」という状態、当然頭脳スポーツには付きものです。具体例として、麻雀を挙げてみます。(申し訳ありませんが、麻雀がある程度わかる前提で話が進みます。)

この盤面、どう考えますか?

私は堪え性が無いので、なんとなくぼっちでいる發を切っちゃいそうです。というのも、ここで發を切っちゃえば、考えればいい要素が「萬子、筒子、索子、字牌」の4種類から「萬子、筒子、索子」の3種類に減るじゃないですか。より考えなければいけないこと、悩まなきゃいけない要素が減る!やったー!という訳です。

ただ、もう少し見てみると、六萬が浮いてたり、嵌八筒が微妙だったり、まだまだ考えられるポイントはありそうです。ノータイムで發切るぜ!って思っちゃった人は、私と同じ堪え性がない側かもしれません。

「悩む」ストレスを避けたい余り、「割り切る」方向に舵を切ってしまう側、と言い換えてもいいですね。

麻雀にせよその他のゲームにせよ、結構この思考には陥ってしまいがちで、そして大体痛い目を見ることになります。(例えば他には、切る牌に悩むのが嫌で、もういいやアガることだけ考えちゃえ!と攻めてロンされちゃうシチュエーションとか)

もちろん、「割り切ること」事態はプロだってやります。「割り切ること」そのものが悪ではないのです。

じゃあ何がダメなのか、って話ですが、それは簡単、「リスク・リターンを考えてないこと」です。もう少しこれまでの文脈に沿っていうと、「リスク・リターンで悩む、という行為から逃げていること」ですね。

「頭脳スポーツの才能がある人」というか、「頭脳スポーツが上手い人」は、「もういいや!」では割り切らず、「割り切った方が勝率が高い」と判断して割り切る。だから上手い、という訳です。

なので極論、「上手い人」になるためには、「ちゃんとリスク・リターンを最後まで考えた上で判断する」ことを徹底すれば「上手い側」になれるんですよ。

しかし、ここで出てくるのが件の「才能」です。例えば私を例に挙げると、私には頭脳スポーツの才能がない、つまり『「悩む」というストレス状態への耐性がない』ので、「リスク・リターンを最後まで考える」ことが出来ません。その方が勝ちに繋がると分かってても、結局途中で投げ出しちゃいます。思考が絡まっちゃって嫌になるので。ここまで耐性がない人はもしかしたら稀かもしれませんけど、ひとまず「才能がない側」はこうです。

それに対して、「才能がある側」はどうなの、というと、奴ら、最後まで悩めます。これは偏見ですが、もしかすると「悩んでる≒頭をぶん回してる状態が楽しい」とまで思ってるかもしれません。いや、絶対思ってる。間違いない。

そんな感じなので、「才能がない側」と「才能がある側」では、やっぱり頭脳スポーツでの差は出ちゃいますね。頭脳スポーツである以上、「より考えた側が勝つ」べきですから。

そして、わざわざ「才能」と題してる以上、案外これが後天的にはどうにかならなかったりするんですよねぇ。私の場合を想像しても、ここまで「最後まで考えた方がいい」と分かっていながら、途中で「オレ馬鹿だからよく分かんねえけどよお!」ってなっちゃう姿が容易に想像できます。我ながら情けない。

逆に、自分に当てはめて想像して、「いや、最後まで考えるのいけるな」「そういうのが結構好きかも」って方は、今からでも頭脳スポーツを始めてみると、一廉の人物になれるかもしれませんよ?将棋とかはもう遅いと思うので、麻雀とかTCGあたりからとか。オススメはデュエル・マスターズです。

それでは、今回はこのくらいにして。

お読みいただきありがとうございました!

@goma733
好きなものについて書きます。おそらく大体BUMP OF CHICKENの歌詞について妄想しています。