内容について何も知らずに読むということ

ごろ
·

ちなみに『プロジェクト・ヘイル・メアリー』の話ではありません、これもネタバレなしで読めてほんとうによかったしまじでまじで早く読んでほしいけど、でも「どういうひとにおすすめか」を言ってしまう時点でネタバレになっちゃうから悩ましいんだよね

で、それとは別の本の話で、あるとき友だちに「これは絶対に面白い(し、あなたは絶対にこれが好きだ)から、ネタバレもあらすじも何も知らない状態で読んでほしい」と勧められ、こと読書においてとても信頼できる相手だったので言われたとおりおとなしく、まっさらな状態で読んだことがありました。

これがすごく読書体験として良くて、大抵の場合は何がしか本の内容を知った上で読むじゃないですか、だってそうじゃないとそもそも本を選べないもの。でも文庫本の裏表紙のあらすじすら一切見ずに分厚い・上中下巻ある本をわくわく読み進めるのはとってもとっても良かった、ほんとうに文字通り、次に何が起こるのか何もわからず読むことになるわけなので。

あれ楽しかった、またやりたいな、というのがこの文の結論です。