以前、↓で書いたように楽天カードの使用履歴をLINE Bot に通知する仕組みを実装してみた。
Google スプレッドシートにも連携するようにして、家計簿みたいに使えたらないいなと思ったが、結局使い物にならなかったので、開発をやめることにした。
やめることになった原因
ワクワクしなくなった。
一通り、実現したいことが実装してしまうと、それで満足してしまい、それ以降は惰性で開発をしてしまっていた。
最終的には、単体テストを書いてみたり、レイヤードアーキテクチャでリファクタリングしてみたりと、自分が興味ある分野のサンドボックス環境に慣れ果ててしまった。
結局モチベーションが保てずに、数ヶ月放置してしまって今に至る。
利用者メリットが薄れていった。
当初は、使用履歴が都度 LINE に通知されていたので、使い過ぎ防止には少し役立っていた。
時間が経つと、通知にも慣れてしまい、結局見ないようになってしまった。
サマリー情報を通知するようにしたが、結局、楽天カードアプリから決済情報を確認するのと利用者体験はあまり変わらず、役に立ってる印象は持てなかった。
メンテが大変だった。
月のサマリー情報を出力するために、スプレッドシートに使用履歴ごとに手動でカテゴリーを入力する必要があった。(連携元の楽天の決済お知らせメールには、利用者、使用店舗、金額の情報しかなかった)
一度入力したカテゴリーに一致する場合は、システムから自動入力するようにはしていたが、新しい使用店舗が増えるたびにそれに該当するカテゴリーを入力する必要があり、数ヶ月放置すると、大量の未カテゴリーのレコードができてしまっていた。
反省・改善点
利用者にとって嬉しい・役に立つ機能を追い続けることが大事かなと思った。
やっぱり、日々使っていて役に立っているという感覚がモチベーションにつながるので、原因にも挙げた「利用者メリットが薄れた」と感じた時点で、軌道修正をするべきだった。
途中から、リファクタや単体テストを書くことに力を入れてしまったのが失敗だったように思う。(これはこれで、勉強になったので無駄ではないと思うが)
これから
おとなしく、しばらくはマネフォと楽天カードを連携して家計簿管理するとします。証券口座も複数連携できて、総資産としてみれるの便利ですな。