趣味とは心を豊かにするもので、息抜きに、ストレス解消に、楽しく、興じるものではないだろうか。心の支えにもなったある趣味が、今は自分を苦しめている。お気楽に趣味に興じている者に疑念と憤りを覚える。尊重し、大切にすべきものを踏み躙り、侮辱しながら娯楽として消費する。彼らの敬意はどこにあるのだろう。敬意を持ち合わせているのだろうか。悩み苦しむばかりで月日が過ぎていく。自分のように苦しんでいる同好の士は何人いるのだろうか。悩み苦しむ自分が鹿馬鹿しく滑稽に思える。お気楽に消費する側になれば楽だろう、だがそんなものにはなりたくない。これまで悩み苦しんだ時間を無駄にしたくない。形成された感情を、形を変えて出力したい。敬愛するものを守るために活かしたい。