⚠️後半から汚い話になります。前半だけ読むのもオススメ‼️
フォロワーさんとお出かけ。
西荻窪にすてきな紅茶とケーキのお店があって、これまでに何回かケーキを食べたりテイクアウトしたりしていた。といっても小さなお店で、いつも人気で、早々にケーキがなくなることもあるので、本当に3, 4回とかそれぐらいの回数だ。そのお店で期間限定・予約(ほぼ)必須のいちごパイが売られていることを2年前に知る。食べたいな~と思いながらも予約を後回しにしているうちに期間終了、というのを2年ぶんやり、今年ついに、ちゃんと取り置きの電話をかけた。フォロワーさんとお店で食べるぶん、家族に持ち帰るぶん。ばっちりだ。
そのお店はショートケーキ、チョコレートケーキ、カスタードケーキなど他のケーキもとてもおいしいんだけれど、お店の名前でインスタ検索するとアホみたいにそのいちごパイの画像ばかり出てくるので、そんなにおいしいのか……??といぶかしみながら行く。期間限定という特別感と、ビジュアルの華やかさによるインスタ映え効果もあるのだろうけど、それにしてもみんないちごパイばっかり載せやがる。他のケーキも食べて撮って載せなよ。
フォロワーさんと合流。フォロワーさんの服装が春らしくてかわいい。
「西荻窪 ランチ」と検索して出てきたお店は軒並み月曜定休で、そういう法でもあるのか?と思ったほどだが、よさげなネパールカレー屋さんが営業中だったので入る。南アジア系のカレー屋さんは故郷の色を強く出してくるお店が多いイメージだが、そこのカレー屋さんは日本人がプロデュース?しているらしく、アンティークを使いつつ今っぽいおしゃれな内装でおもしろかった。南アジア系の店員さんがほどよくフレンドリーで優しそうだった(しかし、アイスチャイを頼んだのにラッシーが来た)。わたしとフォロワーさんはターメリックライスとチーズナンをそれぞれ頼み、半分ずつ分けた。カレーもナンもしっかりボリュームがあったけど、ターメリックライスが爽やかでありがたい存在だった。
とことこ歩いてケーキ屋さん(ケーキ屋さんなのかな?カフェ?なんて呼ぶべき?)に到着。紅茶を頼んで、取り置きしていたいちごパイがやってくる。深紅のジュレがぷるぷるでかわいくて、見た目にもすてき。いちごがごろごろ入っているし、ジュレはかなり濃い味で甘酸っぱいし、そのうえでカスタードが大変いい仕事をしている。甘いけどなめらかにスッと入るカスタードだった。依然として「他のケーキも同じぐらいおいしいよ??」とは思うが、SNSで話題になるのもうなずけるパイだった。
このあたりから問題が発生する。あえて「問題」について日記に書かず💖すてきな一日💖として締めてもいいのだが、あまりにも大ごとすぎて、書かないでいると一生懸命隠そうとしているようでかえって恥ずかしいので書く。
あまり間を置かずにカレーとケーキをたてつづけに食べたので、うーん、おいしいけどお腹ぱんぱんだわ~ と思っていたら、通常の「お腹ぱんぱん」では説明できない苦しみを感じ始める。お手洗いに入るが(ここからしばらく本当に汚い話です。)、なんらかをひり出すことで解決する類の苦痛ではないことが明らかになる。なんなんだ……と思いながらもとりあえず完食し、フォロワーさんと雑談を続けるが、雑談に全然集中できないぐらい苦しくなってきて、いてもたってもいられないので、申し訳ないがいったんお会計をして出ましょうと提案する。お会計の途中で苦痛が大きくなり、何が起こっているのかわからないがここにいてはいけない!! と直感でわかる。なんとお会計のさなかに突然店を出る。さまよう。でまあ、オチを引きずってもあれなんで書きますけど、お店の前の石畳みたいなとこでめっちゃ吐きました。
なんで~~~~~~~!?!?!?!?!?!?!?!?
知らない人(人類の99.99999%)のために説明すると、わたしは胃腸がけっこう強い。普段食べすぎぐらいで気分が悪くなることはないし、風邪をひいても嘔吐はしない。最後に吐いたのは10年前とかそんなレベルだ。そんなわたしが、なぜ、よりによって人とお出かけした公共の場で突然の嘔吐を!?!? 最近多忙だったし、知らない間に胃腸が弱っていたのだろうか。
さっき食べたいちごパイをそのまま全部出したので、心なしかかわいい見た目のゲロになっていた。においも、いちご、カスタード、などの効果により、通常のゲロよりは多少いいにおいがした。といってもあくまで「ゲロにしては」の話なので、目クソ鼻クソである。カスかよ。クソだけに。ゲボ。
めちゃくちゃびっくりしたけど、フォロワーさんやお店の方々がいちばんびっくりしたと思う。申し訳ない……フォロワーさんはとても優しく気遣ってくださり、お店の方々もいやな顔を向けることなく片づけてくださった。その点で非常に恵まれてはいたのだが、やっぱりちょっとショックがでかい。10年ぶりに吐いた原因がよくわからないのが微妙に嫌な感じだが、とりあえず外食はゆとりをもって計画しようと思う。ハア……。
帰宅後、参加予定の文芸アンソロジーの企画で、短歌を考えなければならなかった。奇しくもお題が「いちご」だったので、うんうん悩んだあげく、ゲロエピソードを活かした短歌を提出した。大喜利「こんなアンソロジー参加者は嫌だ。どんな参加者?」の回答?