2月9日

gyouzamochi
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今日はひさしぶりにキャンパスに行った。

以前から参加している『フェミニスト・キルジョイ』の読書会で、わたしがファシリテーター担当の回だったので(そうでなくてもほぼ毎回出席しているが)行った。ほんとは前回のオンライン開催のときにファシリをやるはずだったんだけど、みんな寝てて全然来なかったので延期されて今日になったのだ。あと奨学金を返済してやるという誓約書を持っていった。

それでさ!!!!!! はるばる1時間半ぐらいかけて大学行くんだから道中のお昼ご飯は最大限楽しみたいじゃん(わたしはそういう思想の人です)。それで、南阿佐ヶ谷にある大好きなうどん屋さんでひさびさに大好きな釜玉明太牛バターうどん食べるぞ♪と思って、南阿佐ヶ谷駅で降りててくてく歩いていったら臨時休業だった。わたしが事前に確認すればよかったんだけど。駅からお店までの道を歩きながら、こんなに楽しみにしておいてお店着いたら閉店してたりして(笑)なんちて(笑)と謎の想像をしていたのだが、ほんとに閉店だった。予言?

それで、すっかりへこんでしまった。わからない人にはわからないだろうが、わたしはおいしいものを食べることを本当に心から楽しみにしている。心の支えにしている。なので、うどんへの道が閉ざされたショックで一時的に何もかもどうでもよくなってしまい、とぼとぼと大学の最寄り駅に行って本当にどうでもいい昼食をとった。せめてラーメンとか食べて麺要素を補えばよかったと後から思った。今(10日0時)もまだうどんが忘れられない。

とはいえ、読書会はやっぱり有意義だったし、会の前後でいろいろ面白い話も聞けたので、行ってよかった。いろいろと話題は出たけれど、アクセシビリティについての話が印象に残った。無徴/有徴にされる身体、排除されない/される身体の構造をなんら変えないまま、有徴であるところの個別の学生や個人に「特別支援」を提供するのみにとどまるのは、包摂という名の排除であるという話。もちろんなんの支援もないよりはずっといいんだけれど、フェミニストとしては個別支援の提供だけに満足してはいけないんだなと再認識。わたしは色々な面で「健常者」寄りの人間であり、なおかつアクセシビリティの拡張についてはまだまだ鈍感だと認識しているので、こういう議論をさせてもらえるのはありがたかった。『フェミニスト・キルジョイ』ではダイバーシティ・ワーカーの仕事について複数の章を割いて論じられているんだけど、読んでいてふと、つい先日出た東大のSOGI関連のガイドラインを思い出し、とても丁寧なガイドラインの内容とその内容に追いついていないように思われる東大の制度(学籍上の性別まだ変えられないんだ……)との微妙な乖離に、東大の内側にいるであろうダイバーシティ・ワーカーの人々のご苦労を思ったりした。ワーカーといっても職業としてそういう活動に取り組んでいる人たちだけでなくて、ガイドライン内でもふれられていた学生団体などを含む一人ひとりのことだ。Twitterでも実際に活動に尽力されてきた東大生の方の投稿を見、ひるがえってわたしはあまりなんにもできなかったなあと申し訳なく思いながら、こういう人たちの苦難にまみれた草の根的な活動による結果をぺろっと大学の体制側の手柄にしちゃいけないよなと思ったりした。たまたま東大のガイドラインが出てきたから東大の話してるけど、どこの組織でもそうです。アーメドもそう言っている(たぶん)。

あしたライブなんすわ!!!!! 1階7列目!!! やば!!

ネイルをかわいくしたけど、コーデやメイクはまだ決まってない。迷走している。なんにせよ、友達ふたりとかなり良い席で観られるので楽しみだ。