急にすごく暑い日。なんなんだよ
前日夜に内輪卒論発表イベント用のレジュメを作り始めたことで急に謎の元気が出て、元気が出たついでにレジュメを途中で放置して絵を描いた。やはりグジョグジョした自意識とは直接的に関係のないことに集中する時間というのは大事なのだ。最近は引くほど元気のない日と引くほど元気のある日とを繰り返している。大丈夫?
ぼちぼちレジュメ作りを再開する。もともとの卒論が雑な構成、雑な情報量、雑な書きぶりなので、レジュメも雑にしか思えず、この分野に詳しい人に絶対見られたくないな……という思いが募る。しかし幸いなことにゆる研究発表会に参加するみなさんはそれぞれみんな専攻分野が違うので、わたしのやっていた分野に詳しい人はいないのだ。ヒッヒッヒ
レジュメ、見てもいいよ
夜ごはん、以前大阪のいとこがこちらに来た際母親(わたしにとってのおば)に託されて持ってきてくれたパスタを食べた。「すごくモチモチだから」という理由で持ってきてくれたらしい。確かにすごくモチモチだった。
21時から発表会スタート。残念ながらふたりの方が急遽参加できなくなってしまったが、残りの5人で開始した。発表者はわたしと、チェコなどの歴史に詳しいフォロワーさんだったが、わたしのほうが発表慣れしていないからということであえて先攻を取る(※バトルではない)。おおよそ15分以内で発表するという予定だったが、フリースタイルすぎて(※ラップバトルではない)おさまらず、ちょっと早口で喋って17分半使った。
フォロワーさんの発表は丁寧で聞きやすく、研究の前提や基礎知識をあまり共有していないわたしたちにとっても興味を持ちやすい語り方になっていて、感心した。あと純粋に内容が面白かった。どこの国にもナショナリズム的な創作活動の意志に駆られ、後世にまで残る長大なナショナリズム作品をつくるおじさんがいるらしい。
発表後の質疑応答やコメント、感想の時間で、フォロワーさんの発表から派生した話として、ナショナリズムと被害者/加害者意識についてなどの話をした。教育が不足しがちなことについても話した。わたしは、わたしの発表内容から派生した話題のなかで、ここぞとばかりに「ムーンライト」「POSE」「トランスジェンダーとハリウッド:過去、現在、そして」などのエンタメ的にも表象的にも教育的にも素晴らしい作品を推しておいた。ちなみに卒論で取り扱った映画「Love, サイモン 17歳の告白」については、個人的に何も好きな点がないので推さなかった。
良い会だった。いろいろな人のいろいろな興味関心について知りたいので、今度は聞き手側としても参加したい。