2/2にYeYeちゃんと東郷清丸のツアーに行ってきました。ずっと憧れていたYeYeちゃんのライブに初めて行ったのが去年の7月。秋頃にも福岡に来てくれて、今回は3回目のライブでした。(YeYeちゃんに伝えたら「福岡皆勤賞じゃないですか〜」って言っててかわいかった)
「No Longer」と「どれも美しい」は去年もやってくれたんだけど、自分を肯定してくれてる気がして心がじんわりした。大好きな曲。「義兄妹」はバンドメンバーを想像しながら聴いちゃった。かわいかったな〜、いつかYeYeバンドも生で観たい!
YeYeちゃん、毎回MCに自信がないと言いながらめっちゃ喋ってくれるんだけど、毎回おもろいしかわいいし話がいろいろ逸れて「わかるよ〜」ってなります。歌い出した時の格好良い姿とのギャップがとっても素敵!
東郷清丸はたぶん6〜7年?くらい前から聴いてたんだけど、ライブは初めてでした。楽曲はもちろん、クリエイティブとかセルフブランディングが上手な印象だったので(これはYeYeちゃんもなんだけど!)ドキドキしながら聴きました。聴きたかった「ぽつんとシュロが、」と「ロードームービー」をやってくれて嬉しかった。特にロードムービーがめちゃくちゃ格好良くてたまらない気持ち。ギター1本であの雰囲気を作れるのすごい...。
清丸(愛ゆえの敬称略)が途中してくれた民謡のお話がめちゃくちゃ面白かった。楽器も楽譜も音源を共有する媒体も無い時代、人々が生活を紡ぐ中で自然と発生してそれを口で伝えて広がっていったのが民謡で、それが今も残ってるのってロマンがあるなあと。無限にある音階の中から階名(ドレミファソラシド)で区切ったのは誰か?どういう基準で作ったのか気になった、だからこそ民謡を楽譜に起こすのは難しい、みたいなお話も面白かった。終演後に本人とお話する機会があって、音階を区切ることは無数にある色からカラーパレットを作ることに似ている、と言ったら共感してもらえてうれしかった!決められた基準の中で作品を構成するおもしろさはあるけど、そこに収まりきれない要素を加えることで作品に深みが増すよね、ということも話した。いろんなライブ会場でその土地ゆかりの民謡を歌っているらしく、今回は「炭坑節」を歌ってくれた。盆踊りでよく聞くやつ。田川の炭鉱が発祥らしく(知らなかった!)、この間実際に足を運んだらしい。清丸バージョンの炭坑節めちゃくちゃ良かった。
清丸は毎朝5〜6に起床、スマホを持たずに散歩をして、歩きながら1小節分作曲、帰宅後にPCで楽譜に起こす ということをやっているらしく、その楽譜と日付を栞にしてグッズにしているのがめちゃくちゃ良いな〜と思った。私はライブ当日の2/2のものと、いくつか探して母親の誕生日の日付のもの(自分にゆかりのある日付を探してたらたまたま母親の誕生日のものがあった)があったので購入した。2/2の楽譜は、散歩中に鳴いていた犬の鳴き声に引っ張られたメロディらしい、笑 自由でたのしいな〜
グッズ販売のスペースでYeYeちゃんと清丸とお話したんだけど、YeYeちゃんが覚えていてくれてうれしかった!今回はステッカー2種類を購入しました。関係ないけど清丸の衣装が鮮やかなオレンジのスウェットに同じ色のネイル、ゆるいシルエットの派手なパンツで可愛かった〜
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この夜の2時間は久しぶりにとっても濃密で充実感がすごかった。ありがたい〜
次二人が福岡に来てくれる日がたのしみ!