本誌を読んで思ったことをだらだら書いてるだけ
考察ではない(できない)です
◇◇◇
託された処刑人の剣
これは話の流れ的に宿には届かないだろうなあと思っていたので、やはり…という気持ち
でも前回「死後に呪いが強まる」という回想が差し込まれていたことを思うと、剣が消えてしまった=ひぐるまはまだ生きているっていう可能性もあったりしませんか…??
宿のスパルタで反転も使えるようになったわけだし…!
あと、なんとなくだけど「死んで役割を全うしたい」と考えてる人ほど死ぬことができなそうな気がする呪の世界…
そういえば前回のセンケツが結局画面外のお兄ちゃんからのものなのか、虎が習得して放ったものなのかまだ分からなかったね(血の描写があまり鋭くなかった気がして、これは虎が放ったものじゃないかと個人的には思ってる)
五の遺体がどうなったのか気になってたけど高専側が回収していたらしいことが判明
となると五の復活という可能性もあったり…?脳さえ無事なら反転でなんとかできる…みたいな感じじゃなかったっけ?たしか最後に映った五の遺体は頭だけ吹き出しに隠されてたから、この描写も気になってるんだよね…
でも空港の描写まであったしなあ…
そして虎の反転習得!!!これはかなり驚いた
反転は術師のなかでもごくごく限られた、一部のセンスある人しか使えない…ってイメージだったから
でも虎ってもともと呪力なかったのに数ヶ月でコクセンも出せるようになったわけだし、その器用さ・飲み込みの速さを思えば納得なのかも…
虎の「ひぐるまは反転使えない」発言に「自分は使える」って意味が含まれていたとは思わなかった
いえいりさんの反転特訓があったのかな…全員にとりあえず反転やらせてみてセンスありそうな人は特訓!できなかった人は多分時間かけても無理だから他のことに時間を使って…みたいな
ひぐるまはその時はできなかった&自身の術式についての研究を優先したほうが良い…みたいな感じで反転は事前習得してなかったのかな(そもそもひぐるまは最初から死ぬ前提で対宿戦に臨んでる感じだし…)
あ!もしかして前に虎とくさかべが入れ替わって「そろそろつかめよ」って言ってたのって、いろんな人と魂入れ替えていろんな人の技を盗むためだったり…?反転使える人と入れ替わって感覚をつかんだとか…?(そもそも魂入れ替え(?)もどうなってるのか謎だけど)
主導権奪われてる時とはいえ宿が何回も自分の体を反転で治してるのも経験してるしね
なぜ自分は苛立っているのかと唐突に自己分析しだす宿も、それに対して「宿がぼーっとしてる…?」って思ってる虎もちょっとおもしろいしかわいい。きみたちそんな場合じゃないでしょ
千年前戦う相手は他人だったから、その他人が言う理由や理想は宿にとって真偽の分からないものだった
でも今回は違う、虎と同じ肉体に魂を同居させていたから、虎が何度折っても折れない理想を持っていると知っている――このあたりの一連の宿の独白、あまりにも私が嬉しい内容でこれ本当に本誌???って疑いながら何度も読んでしまったよ
さんざんつまらん、興味ないと言ってたその小僧が理想を貫く意志の強さでのみ自分と並び立つことができる、それが不愉快なんだと気付いちゃったんだね…
でも宿には小僧つまらんスタイルを貫いてほしい。宿を終わらせるのは主人公であってほしいし、虎にとどめを刺されながら最期の最期まで「やっぱりお前はつまらん」って言ってほしいな~
前に書いた感想で怯えていた、けんじゃくの「私の意志は受け継がれる」発言だけど、結局受け継いだ相手は宿だったってことでいいのかな…?
結果として宿がけんじゃくのやりたかったことを引き継ぐ形になったけど、それまで宿はそんなに同化に興味なさそうだったし保険としては弱いのでは…?それか元々縛りで同化させることにはなってたけど、あらためて宿自身の意志として積極的に同化させることに決めたってことかな……あ、なんかそれっぽいような気がしてきた
乙センパイも無事戻ってきて合流したし、ということはけんじゃくは本当にあれで終わりだったってこと…?道半ば、残念だよっていうのは本当にそのままの意味で…?(まさか乙センパイに乗り移ってないよね?!ってあらためて額を確認しちゃった)
来週は休載かあ~~続きを早く読みたい気持ちと、猶予ができてほっとしたような気持ち…
ストーリーもだんだん終わりに近づいてる感じがして、楽しみなのと怖いのと寂しいのといろんな気持ちが渦巻いてる
五が持っていたであろう宿の指の最後の1本の行方も気になるし、宿が虎のことを「あの時の」「けんじゃくめ気色の悪いことをする」って言ってたのも気になる~~~そういう色々が最後までにちゃんと明らかになるといいなあ