4時に目が覚めたので日記を書いたり仕事をしたりしていたが、6時過ぎに眠くなって寝たら今度はだるくてベッドから出られなかった。やっぱり遠方へ取材に行った翌日は寝込みやすい気がする。そんなに体力がないのか、長い電車移動がダメなのだろうか。電車ではずっとノイズキャンセリングイヤホンをつけて、騒がしい仕事先でもLoop Engageをつけっぱなしにしていたのだけど。ちなみに取材中に耳栓をするのはいい感じで、話しかけられてもスムーズに会話できて快適だった。
Triglavというアプリゲームを最近やっている。道中で敵をビシバシ倒しながら宝箱パカパカ開けて装備品や武器を拾って強化しつつ、塔の上を目指すRPGだ。ちょっとレトロで陰気なビジュアルと爽快感のあるバトルが面白い。死ぬと一発アウトで育成してきたキャラが使えなくなるというシビアなシステムで、回避するには死を肩代わりしてくれるお守りのようなものを持ち歩かないといけないのだが、持ち物枠が装備品も含め12個しかないためたくさんは持ち歩けない。そして死んでしまったが最後復活させる方法は250円支払う以外ないという、突然銭コが要求されるあたりもスリリングでいいと思う。各フロアにはそれぞれクセのあるボスや謎解きが用意されているが、いい感じに説明が少なくて自分で手探りしていかないのも魅力だ。
昼前にようやく起きてからは今日提出の原稿と遅れていた原稿と締め切りまで余裕がある原稿を仕上げて提出したのでまあまあ良い日だった。仕事の原稿はある意味どうでもいいので(言ってしまえば私が書いても誰が書いてもいいので)体調に左右されず淡々とこなせるのだが、小説にはなかなか取りかかれないというジレンマがある。
夜は牛の塊肉を衝動買いしてローストビーフを作った。経験からいうとあまりよくない兆候だ。塊肉は何かしらの不全感を補おうとして購われることが、私に関しては多い。大前粟生『のけものどもの』に確か色々ダメな感じのする日にすべてを取り返したいような気持ちででかい牛肉を買ってステーキを作る話があって、あれを読んだ時はあまりにも自分そっくりで震えた。そのショックからか報復性牛肉買いから遠ざかっていたのだが、久々に塊肉を買った。
周囲を焼き付けてからアイラップに入れて沸騰したお湯に沈める方法で作った。30分ほど沈めて温度計で中心温度を計ったら58度と出て悪くはなかったが、穴から赤い汁が上がってくるのを見て日和ってしまい、もう一度お湯を沸騰させて沈めた。これが良くなかった。ほぼほぼ完全に火が通って、ピンク色の部分は真ん中の1センチくらいしか残らなかった。わさび醤油で食べたらおいしかったけど少し固かった。2切れほど明日の朝用に残して200グラム食べた。