今日(4/21)寝込むDAYを予定しつつ割と元気やな〜と思ってたけど結局頭痛でずっと寝ていて日記を書かずにこの時間になってしまった。
仕事で遠方へ行ったあと散髪もしてハードな日だった。シアトルズベストコーヒーでシナボンのミニサイズを食べた。シナボンはデイリーポータルZの記事で読んだことがあって憧れていたんだけど、関西で食べられるのは知らなかった。ミニは小さめの菓子パンサイズだがシナボンクラシックは赤ん坊の頭くらい大きい。アイシングも分厚く景気よくかかっていてずっしりと重そうで、しないけど自殺するならその前に食べるのにぴったりな食べ物だと思った。そういう、一周回って生がどうでもよくなってくる雰囲気のするお菓子である。イートインを選んだらミニボンは温まって出てきてねっちり具合が増しておりおいしかった。シナモンロール好きの同居人にも食べさせたいなと思ってミニボンをお土産に買った。帰ったら同居人は曽根崎心中の映画を観たのだと言って、夕食後ふたりで心中とは何かについておしゃべりをした。だいたいの心中は社会的立場や経済上の困難からもう一緒にいられない、これ以上今までの生活を続けられないという絶望に追い詰められて選ぶもののようだ。またその亜種だが、「今この瞬間が最良だから」という動機で心中に至る場合もある。恋愛の高揚感が最高潮に燃えさかり、あとは潮が引くばかりなのでいっそここでというような発想だ。そういう人もいるだろう。私はとろ火になってからの方が味わい深いと感じるし、今振り返っても恋愛の最中にある自分は普段以上になんにも手がつかなくて楽しさと同じくらい本当にうとましかったのでわからないけれども。私の理想はがまくんとかえるくんなのである。