久しぶりにすごく体調がよかった。前日が寝不足かつ翌日が朝早くて22時台に寝て8時間45分、一度も目覚めずに朝までぐっすり寝たのでそのせいかもしれない。にぎやかな夢を見たが起きた途端しゅるしゅると忘れてしまった。本当はまた3時くらいに起きて仕事をしようと思っていたのだがストーブもつけっぱなしで寝てしまって、しかしそれがかえってよかった気がする。目覚めた時に部屋が暖かいのは実にいい。すぐにベッドから出られるし気分が前向きになる。室温は20度近くあった。いつもは大体8度くらいまで下がる。経験上、10度までは部屋着の厚着でなんとかなるがそれ以下になると心身にダメージがでる。夜中にストーブをつけるのはちょっと不安があるが、もしかしたら真冬の対処法として悪くないのではないか?燃料の浪費は心配だけど、夜にストーブを炊いて朝さっさと支度して出かけるのと、朝ストーブをつけても室温が上がるまでベッドから出られず一日を食いつぶすのだったら前者の方がマシな気がする。「最低気温が5度(暫定)を下回る日は夜にストーブをつけても良いこととする」、しばらくはこれでいってみよう。
あと仕事で河川敷に行ったのもよかった。風は冷たかったけれど日差しが暖かくて、空がすかんと晴れていた。背の高いすすきがぼわぼわと揺れていた。子どもたちが枯れ草の上に寝そべっていた。ぬくめられた法面を蜘蛛が這い回っていた。人間はもっと川の近くに行った方がいい。法面は膨らみのあるおおむね正方形のタイル(って言っていいのかな)が敷き詰められていて、そこを突っ切って上ったり降りたりする時、軌跡が自然とドット絵のようになる。だだっぴろいところをデジタルに移動するのは不思議と心が安らぐ。
現金切れの口座にお金を振り込んだし、引き取り忘れていたクリーニングを取りに行った。本当なら延滞料を払わないといけなかったのだけど、店員さんは知ってか知らずか、「はいはい、大丈夫ですよ」という感じで何も言わずにセーターを出してくれた。大したことじゃないのかもしれないけど私はすごく嬉しかった。おかげさまで生きております。
夕飯に豆乳鍋を作った。甘いのが嫌で無調整豆乳を使ったのだが、無調整は分離しやすいらしく、野菜を煮立てる間にマッシュした豆腐みたくモロモロになってしまった。63度で分離が始まるらしい。締めのうどんの時豆乳を追加して、沸騰しないよう慎重に茹でたらまろやかでおいしい味になった。全然別物だ。次に豆乳鍋をやるとしたら、豆乳以外の調味済みつゆで野菜を下茹でする→ちょっと冷ましてから豆乳を投入→肉を入れつつ沸騰させないように食べる という順番になるだろう。手軽さが鍋の利点なのにけっこう面倒だ。