朗読&音楽コンサートを観に伊丹まで行ってきた。谷脇クリタさんほか、まちのひ朗読舎によく来てくださる面々が出演するのだ。伊丹駅を訪れるのは久しぶりで、たぶん数年前に伊丹市昆虫館に行ったのが最後ではないだろうか。ライブ会場の伊丹ALWAYSは駅から徒歩5分ほどと近かった。
ギター、ウクレレ、ピアノと楽器の演奏もいろいろあって楽しい会だった。みんな朗読うまいなー。朗読の体幹がしっかりしているというか。配信ラジオと朗読はなんだかんだいっても別物だと思った。配信ラジオはしんどければ最悪、ベッドに横たわって朗読することもできる。人前だと会場掌握力のようなものが必要で、それは細かく言うと発声、滑舌、抑揚などいろいろあるのだろうが、一言で言ってしまうとグルーヴ感のようなものである。犬街ラジオの三人の中では谷脇さんはしょっちゅう朗読イベントに参加しているし、北野勇作さんは舞台にも立っているので、現場経験でいうと私は一歩も二歩も足りないのだった。いわゆるストリートに立ってへんというやつである。
出演した方のお子さんが二人、縦横無尽に会場を闊歩しており、子どものパワーに驚いた。この春一年生になった女の子はカービィが好きなのだそうで、会場でもらったリーフレットを渡すといろんな能力をコピーしたカービィをたくさん描いたあと、大量のワドルディがオリに閉じ込められているのを悲しそうに見つめるカービィの絵を描いてくれた。よく知らないけど最近の作品にそういうステージがあるのだろうか。
帰宅すると同居人がニゴイの煮付けを作ってくれていた。ニゴイは小骨の多い魚なので骨切りが必要で調理が大変である。ふわふわでおいしかった。
夕食の後、「Five Years Old Memories」のデモ版をプレイした。作者が知人から5歳前後の記憶についてインタビューし、それをゲーム化したもので、絵本のような絵と実際のインタビュー音源が素晴らしい。デモ版では1ステージしか遊べなかったけど、リリースされたら絶対にプレイしようと思う。詳細は以下記事を参照のこと。