早く日課時計を作って日課を守る日課人間になりたいのだが、注文したムーブメントがまだ到着しないし仕事が遅れていて日課を守っていると追っつかない状況なので日課人間になれない。日課時計がなくても日課を守れるような人間でないと日課人間になるのは難しいのでは?それはそう。
2日くらい前にコンビニでニコレスという使い捨てVAPE(電子タバコ)を買った。煙の輪っかが作れたら面白そうだと思ったのだ。喫煙者ではないし輪っかを人前で披露する予定もない。動画でお手本を見たあと、映画を見ながら600回吸えるというそれを凄まじい勢いで消費して練習していたら、リキッドが残り1/3ほどになったところでまずまずの確率で輪っかが出せるようになった。しかしまだ輪っかが不定形だし勢いも弱い。喉の動きを強めないと飛ばないし、強すぎると輪っかが崩れやすくてそのへんの塩梅が難しい。初心者向けの練習方法に「トイレットペーパーの芯をくわえて喉から煙を出す感覚を覚える」というのがあって、このやり方だとドーナツみたいな輪っかがビューンと飛んでいく。お手本動画を上げているような人はこういう輪っかを芯なしでいくつも出せる。私はまだ口の形が悪いんだろう。めちゃめちゃ運動音痴なのでこういう体で覚える体験は新鮮だ。やりたかったのはそれかもしれない。ちなみに一夜明けてやってみたらコツをすっかり忘れていて、もう一度芯を使って練習してからやったらまたできるようになった。こういう学習と忘却のプロセスも面白いなと思う。
画材店で大きな模造紙を買った。55円だった。レジに持っていったらお店の人がきれいに丸めて薄茶色の紙カバーを外側からかけてくれて、え?と思った。紙を買ったら無料の紙がついてきた。なにせ買ったものが模造紙なので、色こそ違えど質感も大きさも薄茶の紙と大差ない。文具店などで買い物をすると同様に紙や封筒で包んでくれることがあって、それには何も思わないのだが、紙を買ったので余計変な感じだった。儲けが出ないんじゃないだろうか。あと最近ようやく電子マネーを使い始めてiDで支払ったのだが、レシートの他にピンク色のお客様控えというのをもらって、それも変だった。なんで便利になるはずのサービスでいらん紙が増えるんだよ。模造紙は長編小説の進みが悪い(というかめっきり小説が書けなくなっている)ので、編集者さんとプロットを整理するために買った。時間切れで現状確認+αくらいに終わったけれどなかなか悪くない時間だった。こないだ見た低学年の頃の通信簿に「一生懸命考えるのはいいことだけど、手を動かしたり口で言葉を出したりしてまずはやってみましょうね」というようなことが書かれていた。その頃から私はほとんど変わっていないなと思う。