なんてこった、2日も日記を途絶えさせてしまった。日記を2ヶ月続けられたと思った矢先に。習慣化するにはまず21日やれ、などと言うけれど、自分の場合はそこを越えた後でつまずく場合が多い気がする。つまり2、3ヶ月は続くのだが何かの拍子に途絶えてしまって脱力し、二度とやらないパターン。負けないぞ。2日まとめてつけてしまおう。
2024/04/06
本業の方で大きめの原稿を一つやっつけたからまあまあいい調子だったと思うのだが、風呂に3日入れていなくて、そのほかのセルフケアも怠りまくっていた。だからほんとは調子が悪いのかもしれない。この日はようやく風呂に入った。洗濯もできた。朝こんな夢を見た。
誰にも言えないけれど、4月1日に名古屋へ行った時殺人をした。22時頃タクシーに乗ってホテルに帰って来て、そのタクシーの運転手を殺した。50代後半の太って禿げた男で、たぶん撲殺だったと思う。ホテルから松林へ向かう道に飛び飛びの敷石があって、死体はその敷石のそばに埋めた。今思うとちょっとずさんだ。殺した動機は運転手の命そのものではなくて、その人の持っていた何か、もしくは何か良くないことを知られたので口封じのため、というところだったと思う。京都に帰って普通に生活しながらも、時々思い出しては今この瞬間に見つかったのではないか、ニュースに出たのではないかとびくびくする。すぐに見つかるとは考えていないが、街なかだし何年も立てばさすがに掘り返されることもあるだろう。そういう時、よそものの自分に警察がたどり着く方法はあるだろうか。運転手が姿を消した日の前後に、ホテルに泊まっていた客をあたるとか?その線は十分にありそうだ。警察がやってきて聞かれたらなんと答えたらいいのだろう。動揺を顔に出さず話せるだろうか。想定問答を頭の中で何度もやっているうちに目が覚めた。
2024/04/07
名古屋から来た友人と京都観光をした。東寺のがらくた市を回った。本当に家の押し入れから出てきたようながらくたを売っている人もおり、良さそうな骨董を売っている人もおり、という感じだった。素敵な物はやっぱり高い。アフリカの動物をモチーフにした椅子がとても欲しかったが3万2千円して諦めた。中くらいのサイズの鳩車を1500円で買った。うちに小さなサイズの鳩車がいるので、並べてやろうと思う。昼は近くのル・ブランという洋食屋さんでホワイトソースのオムライスを食べた。おいしかったけど店の回転が悪くて食べるまでに40分近く待った。シェフのおじさんの愛想がよくて、「とろとろオムレツを作るには玉子の40%の牛乳を入れるといい」(玉子は4つ使ってた、コーヒーフレッシュも2つ入れてた)という話や、同じ調理師学校で学んだ仲間が外国人相手のオムライス専門店を先斗町で開いてブイブイ言わせている話などをしてくれて面白かった。そのあと京都水族館に行った。数年ぶりだ。オオサンショウウオコーナーやクラゲコーナーが前来た時より充実していた。ペンギン水槽では客のすぐ目の前で交尾をしており(疑似行動だったかも)、大人たちが「ほほう」みたいな目で眺めていて面白かった。小さな子が「喧嘩してる!」と指差すと父親が「喧嘩じゃないよ~」と言いながら離れていって、その平静な言い方がおもしろかった。オオサンショウウオ(L)のぬいぐるみを抱えて一緒に見て回っている子がいた。イルカショーでは母親イルカの「キア」が優等生的な振る舞いを見せる中、まだトレーニング中で幼い娘の「ツムギ」が命じられていないのに勝手にジャンプをしたりどっか行ったりしていて可愛かった。この日は母親につられてショー用のプールに出てきたらしいのだが、細い通路を通って帰るのが怖いらしく何度トライしても失敗していた。あのあとどうなったんだろう。ミュージアムショップではオオサンショウウオぬいぐるみが飛ぶように売れていると思い込んでいたがそんなことはなく、みんなお菓子とかを買っていた。女の子がどピンク色したイルカのぬいぐるみを親にねだっており、父親が「でも、ピッピとパッパがびっくりするかもしれんからなあ。イルカはピッピとパッパの天敵やから」とやんわり制止し、隣にある小さめのペンギンにそれとなく誘導していた。女の子はなんだかくすくす笑っていた。イルカが天敵でペンギンなら大丈夫な生き物ってなんだろう?ピッピとパッパの正体は不明だが、家庭内でぬいぐるみがごくふつうに生きているのが垣間見えた。京都タワーに上って焼き鳥を食べて帰った。