2024/03/17 ウルトラマンとバルタン星人の結婚式

hachimoto8
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3時に起きて仕事をしていたら7時を過ぎて急激に眠くなり、1時間くらい寝てしまって、その後頭痛ーるを開いたらばっちり気圧が下がるグラフの真ん中だった。連動してるもんだなあ。そういえば五苓散を飲むようになってから、爆弾低気圧で眠くはなるけどそこまで寝込んではいないような気がする。いや、わからない。単に寒さがゆるんだからかもしれないんだけど、全身の血が煮凝りになって全然循環しないような不快感は少なくなった、ような?でかい手で押さえつけられるような圧迫感も減った気がする。

そういえばあの感覚は、自分としては「押さえつけられている」という感じなんだけど、周囲の気圧が下がっていることを考えると「内部から膨らんでいる」が正しいのだろうか。血管が拡張して頭痛につながるので、それで合っているはずだ。山の上に持っていったポテチの袋がパンパンになるみたいなものだろう。それで疑問に思ったんだけど、山に10m登ると大体1hPa下がるらしい。1時300mとして2時間も登れば60hPa下がる。一方で爆弾低気圧の気圧グラフを見ると、いうても10~20hPaの変化でしかないのだが、なんでそれであんなに世界が水糊の中みたいになってしまうんだろう?登山をしていて急に眠くなってぶっ倒れたりしないと思うのだが(高山病になるほどの標高は別として)。他にも検索したらタワーマンションを上り下りする際の気圧変化も過敏な人にとってはよくないんじゃないか?みたいなことも言われているようだった。恐ろしい。

今日は仕事先でものすごい箱庭を見た。箱庭というのは、箱庭療法のあの箱庭だ。前から興味があって本を読んだりしていたのだが、実物を見たのは初めてだったかもしれない。全体に左右対称の構図で、奥側の真ん中あたりでウルトラマンとバルタン星人が向かい合って立ち、これ以上ないほどの強さで抱擁しているのだった。恋人同士のものとしか思えないその抱擁の後ろにマリア像が立って2人を見守っていた。2人の手前の砂は浅く溝が掘られて花道のようになり、手前側の左右に観客の動物たちが隙間なく並べられて、抱き合う2人を注視している。左側には恐竜が多く、右側はすべて哺乳類だった。マリア像の両脇には赤い実をつけた南天、それから果実の枝と空を飛ぶ小鳥があり、祝福の印象がある。しかし箱の奥側左隅にはお墓と恐竜の骸骨、カエル2匹とカメが並んでいてどこか不気味だ。その前では2羽のひよこが地面をつついている。お墓とは反対に、右隅には1軒の小さな家とクリスタルに封じ込められた地球儀があり、蛸がそれを守っている。

何か結婚式のような、真っ向から対立するもの同士の融合という印象を私は受けたのだけれど、この箱庭に至るまでに、死にものぐるいの葛藤があったことをなんとなく感じさせた。それはとある部屋の片隅に展示されていたものだったから、あるいは再現だったのかもしれないが。

@hachimoto8
なるべくしょっちゅう書く/始めないし終わらない/これで完成でいいや