インターネットDE心のスポーツ

はいファイ
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公開:2023/11/24

SNSとの戯れ、最近の風景。

音楽の投稿や、何かしらの作品にまつわる投稿、ぽわわんとした思索など、日常から遊離した内容についてはTwitter(X)、より日常的なつぶやきについてはBluesky、という投稿の振り分けをなんとなくしていたんだけど(たまにコピペで同内容投稿することもある。Blueskyのほうが多く打てるのでカットした言葉を入れたりもする)、ここにきて「しずかなインターネット」が生まれてくれたおかげで、「日記を書く」という実に日常に沿った行為を試みることができ、おかげで自分の中では「Blueskyのサブコンテンツ」みたいな脳内マッピングの位置づけが出来ている。(しずかな を知ったのもBlueskyだったし)(やはり現状からのオルタナティブ、を求めている人がBlueskyには多いのだろう)

「長年やってきてフォロワーもそこそこいてオモロツイートも流れてくるTwitter」と「まだ新鮮だし人も少ないけど日記も書けるBluesky」という感じに頭の中でなっており、自分にとってはちょうどいいバランスになったといううれしさがある。

まぁ、日記、といいつつ全然純粋な日記ではないことも気づいてるけど。

そもそもウェブで公開しながら日記を書くというのは変な行為でもある。公開している以上、何もかもを全て仔細に書くなんてことできるはずもなく、書き出そうとする時点で頭の中で取捨選択をけっこうシビアに行っている。本当にただログを残したいなら紙の日記にでも残した方がいい。でも、見られるという緊張感が無ければ続かないだろうし、そもそも文章らしくする必要がない。文章らしさとはつまりメッセージで、メッセージを思考すること自体が頭の運動であり快楽である。日記を書きたいというより、本当はただスポーツがしたいのかもしれない。

しかし、"いいね"機能を排して、見られてるかどうかも分からない購読という距離感をデザインした「しずかなインターネット」、よく考えられてるなと日に日に思うようになってきたな。「今日の日記はいいねが少なくて寂しいな…」とか考えたくないもんな。ノイズをなるべく遠ざけながらも公開はするという選択。

そんなことを思っていた金曜日でした。やよい軒ですき焼き定食を食べました。冬ですね。