今日は一日ずっと眠かった。1分に1回くらいあくびをしていたんじゃないか。
あまりに眠かったので、仕事をしていたはずだったのに、途中からiPhoneの待受を作っていた(?)。作ると言っても、何もクリエイティブなことをするわけではなく、好きなアーティストの作品の画像をネットから引っ張ってきて、それをPhotoshopで調整して、待ち受けの画面にピッタリ理想的に収まるように整えるということをしていただけだ。無断で勝手にやってるのでもちろん自分で楽しむだけ。それをやっていたら少し楽しくなってきて目が覚めてきた。眠いんじゃなくて退屈だったというのが正しいのかも。
しかしこの、既存の画像をスマホ待ち受けに合うように、主に縦長に調整する、という作業。実はAdobeの最近のAI技術によってとても簡単に、きれいに出来るようになっていることに気づいてしまった。Photoshopに搭載されたAIは、不要なオブジェクトを消したり、画像の存在しない部分を考えて補完してくれたり、画像を拡大してもノイズ感を感じさせないよう描画してくれたりするのだ。それって、まさに、スマホの画面にはピッタリ来ないし解像度も低い画像をいい感じにする、という作業にもってこいだったのだ。
SNSでは、日々、ChatGPTでこんなことできた、イラスト系AIでこんな絵が出力できた、ついに動画や音声もここまできた、というレポートが上がってくる。それもすげ~となるが、こうして、身近でささやかでどうでもいい作業、しかし自分で過去に手を動かしてやったことある作業が、AIによって確かに楽になったことが実感できると、「すげ~」というより「あ、嬉しい…」という気持ちがじわじわ出てくる。
この「ちょっとした嬉しさ」を積み重ねられていくことが、AIと僕たちの関係という面において、まず一番の目標なのかもしれませんね、なんてぼんやりと感じました。最終的には全ての仕事を奪って頂き、「超嬉しい」を実現していただければと思います。
ピクミン4をやっていたら3時になってしまいました。すげ~。