しずかなアンチ注意経済

はいファイ
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公開:2023/11/28

Twitterのほうからこの日記へリンクはしてないくせに、日記から一部抜粋してキャプチャを貼るという一歩目を犯してしまったので、逆にこっちにもツイートを引っ張ってくるという自己完結交換日記(?)をしようと思う。

マジで「全て」になってるよな~~と思ってしまったので。とか言いつつ、それは結局自分がインターネットを見すぎて、おまえの画面の中が全てになってしまっているからではないかと言われれば、それもその通り。ネットを見ていながら、自分から進んでフローの中に泳ぎに行ってるのに、そこに苦言を呈す風のポーズをしたところで、海パンで泳ぐ気マンマンやんけみたいなものだ。

でも、それでも、今の時代、さらに若い子ほど、インターネットがない世界は考えられなくなってるとも思うし。物心付く前から、とにかく派手なスーパーのチラシみたいなサムネイルが並ぶYouTubeを見て回り、思春期には同級生たちとショート動画を親指でどんどんスワイプしていく。音楽はキャッチーな展開を10秒以内に持ってくる必要があり、マンガは1ページめに唐突にインパクトのあるセリフが必要。あらゆる文章には頭に吊り広告のコピーのような【墨カッコつきの文言を入れなくてはならない】・・・

そういったコンテンツが、若い子達にとっては表現物のベースになってしまうのか、と時々無性に絶望した気分になる。「目を引く」ことが大正義という価値観。と同時に、一億総表現者社会の結果がこれかと思うと非常に納得感がある。旧メディアとされているテレビでいうなら、放送中のフローの中でいかに限られた枠と視聴者の興味を取り合うか。それをまるでミクロな個人単位で競い合うように。そうすること以外のやり方を知らないかのように。表現とは突き詰めるとコマーシャルに収斂していくのかということを思い知らされる。

アテンションの連鎖が見たかったわけではないはずなのに、人間は点滅する光に弱い。すぐ目が眩んでしまうなと思う。

日記じゃないなこれ。まぁでもその日に思ったことをぼんやり書き留めておくというのも日記といえば日記か。あれ、でもそれなら今までもツイッターでやってたな?

ちゃんと日記をします。途中で止まってた水星の魔女、15話を見ました。お母さんこえ~~~