じつは、中学・高校の英語の教員免許をもっている。小学校の時から教員になりたくて、高校の時に英語の先生のことを好きになり、英語の魅力にとりつかれ、とにかく英語を勉強した。(ちなみにビバリーヒルズ高校白書(青春白書)はアメリカに憧れていたわたしにとってはバイブル的なドラマで、このドラマを通じてドラッグのおそろしさや、仲間内で繰り広げられる恋愛、後腐れのない終わり方、濃厚なキス、豊胸手術をした胸のきもちわるさを学んだ。)
英語でたのしいと思ったのは、1つひとつの単語の奥深さだった。なかでも[will]という単語が大好きだった。willは未来を表すbe going to〜と同じ意味だと中学校で習ったんだけど、じつは単純な未来を表すものではなく、そこにきちんと本人の【意思】があるのがwillだということを高校の先生に習った。ちゃんと気持ちが通っているところ、その場の空気や雰囲気に頼りがちな日本語と違って、英語には意思を言語化できる機能があるのがとてもいいなと思った。ちなみにwillは「〜するつもり」という助動詞のほか名詞の役割もある。その1つが【遺書】という意味。人生をかけた意思、じつに壮大な単語である。
というわけで、the beatlesの「I will」。ビリー・アイリッシュが初めて練習してできるようになったのがこの曲らしく、ウクレレ1本で弾き語っている動画がとても好き。