最近、金曜の夜にコインランドリーに通っている。洗濯だけは自宅でやって、イケアや無印の大きなナイロンバッグに入れて歩いて5分のコインランドリーへ。20分200円の乾燥機に突っ込んで、「みんなまわってんなー」と、ぐるぐるまわるのをぼーっと見てる。今週もおつかれさまでした、の儀式。あっという間にタオルがふかふかになるのがうれしい。
我が家の洗濯機は、わたしがひとり暮らしを始めた時に買ってもらった98年製のシャープ。志望していた福岡の公立大学に落ち、大阪の私大に行くことになり、大阪の親戚が一式用意してくれたものだった。第一希望に行けなかった絶望感で全てにやるきを失っていた1998年3月28日、自宅に1本の電話がなる。たまたまひとり留守番をして、たまたま電話にでたところ、第一志望の大学から、「欠員が出ましたので補欠合格となりました。どうされますか?」と言われたのだった。当時我が家の家電には留守電機能はなかったので、ほんとに、ほんとうに間一髪な出来事だった。で、行き先を福岡変更し、あれよあれよとい26年が経過し、今にいたる。
だからからなのか、この98年製のシャープの洗濯機、壊れない限り買い替える気になれない。ちょっとたくさん洗濯すると、がったんごっとんうるさいけど。