知人にここの存在をお知らせしてみた。今までいろいろ試してきたけど長続きしなかったのは、もしかしたら見てくれる人のことを意識してなかったからかもな、と思ったのである。せっかくなので、これまでと違うアプローチで「続けていくこと」をめざしたい。(ちなみにここは会員登録しなくても匿名で感想を送れるシステムになっているので、立ち寄ってくださった方には積極的に感想をいただけますと、大変よろこびます!励みになるし、続けるきっかけになるでしょう!)
にしても「自分を見てほしい」というのはなかなか言えないもので、今回知人にお知らせするのも1回ためらった。わたしはあまり人見知りもしないし、好奇心旺盛なタイプではあるけど、自己肯定感というのはわりと低いほう。よく笑うし声は大きいけど、休日は部屋でひとりで過ごし基本だれとも話したくないので、陽キャとはいえない気がする。ややこしい。
10年くらい前、アイドルをおっかけ西へ東へ頻繁に移動していたことがあった。大きなドームでのライブ、近くに推しがきた瞬間、まさに興奮の絶頂のとき、「きゃー!」でもなく推しの名前を呼ぶわけでもなく、「わたしはここよー!」とさけんでいた。自分はここにいるということ、ここでちゃんとあなたのことを見ていること、応援していること、今めちゃめちゃたのしいことを知ってもらいたかったんだと思う。ちょっと自分でもびっくりした。
やっぱり「自分を見てほしい」とは言えないけど、「わたしはここよ」なら言える気がする。ドラマ「カルテット」であった、「レモン、ありますね」(言うだけ言ってどうするかは相手に委ねるやつ)に通ずるものがあるとみた。めちゃめちゃいいやん、「わたしはここよ」。