中学生の頃から小沢健二のことが大好き。いわゆるかつての王子様キャラにはあまり興味はなく、東大卒のクレバーな頭脳、細く長い手足、華奢な骨格、ふんわりとしたシルエットの後頭部が最高。「神は後頭部に宿る」と思うほど、わたしは後頭部が大好き。
「流れ星ビバップ」という名曲がある。毎年春が近づくたびに、「薫る風を切って公園を通る 汗をかき春の土を踏む」というすばらしい歌詞を思い出す。わたしの中でグッとくる歌詞の基準は、情景が思い浮かべられるか否か。汗をかくと、春だなとかんじるあの感触のような感覚のような。風も空気も薫る。この歌詞を耳にしたら、いっきに春がやってくる。spring has comeである。
といろいろ書いておきながら、実は春が苦手である。別れと出会いが渋滞していて、まいど心が追いつかないのである。でも今年は、春がまちどおしい。というか、今年だけは早く夏になれとさえも思う(夏はもっと苦手)。
先日、化粧落とし用のコットン(150枚入)を買った。1日1枚使うとして、使い終わるまで約5ヶ月。その頃、7月を迎える。私はここのところ毎晩、「使い終わる頃には、いろいろ変わっているといいな」と思いながら化粧を落としている。