先まわりして空気を読んで、「なるほどこうしてほしいんだな」と察するのが得意だから、それを仕事にした。そのせいか、どうしてもプライベートでも同じように察してしまいがち。察するとよろこばれる、さすが!といわれる。すると、自己肯定感が、わずかながらあがる。承認欲求を満たす近道でもあるから、「さすが」と言ってもらいたく、つい自分の気持ちを後まわしにしてしまう。だよねだよね〜、うんうん、そうだそうだ。それを2年近く重ねた結果、末長く仲良くしたい人に「好きな人ができた」と言わせてしまう状況になってしまった。そんな配慮を重ね続けたからこそ2年も続いたのかもしれないけど、それは自分をないがしろにしているということで、かつて好きだった人に「自分のことをないがしろにしないでほしい」といわれたのを思い出した。そう言ってくれたかつての好きな人・高橋さんは本日お誕生日で、このタイミングでこうなるのは何か関係があるのかもしれないな、と。しかし何も変わっていないわたしにがっくしでもある。
昼休みの前に、某企業の社内報に掲載された社長のことばを読んだ。「ピンチはチャンス、ピンチは自分を変えるチャンス」のような内容で、妙に心に刺さった。準備は万端だった。
そんなわけで、末長さんと久しぶりに会う今日は、自分のきもちをしっかり伝えるデーにし、今日生まれて初めて男の人に「愛してる」と言った。