「○○さんのお母様ですか?○○さん、頭痛がするということで保健室で休んでおりまして…。何時ごろお迎えに来られますか?」むすめの小学校の、担任の先生の声。30、いや40分くらいですかね、と答えて、一緒に仕事していた友人宅を出ていそいそと学校へ向かう。保育園、小学校、何回くらいこうやって電話をもらったんだろうなあ。学校に着いて事務室に声をかけるが、むすめのクラスが何組だったかが思い出せない。(1、2、4のどれかです、と伝えた。4クラスまでしかないのに)のろのろと先生に連れてこられたむすめは、ちょっと覇気がない。車に乗るまでに3回も「すまんのう」と言った。昔話のキャラクターみたいでかわいかった。
わたしの車はそこそこ古いカングーで、燃費もよくないし、ドリンクホルダーへんなところにあるし、ときどき知らないランプが点灯したりしてドキドキしたり、そんなことばっかりなんだけど、他のに乗り換えるって考えられないな、と思っている。前はおなじくそこそこ古い国産車に乗っていて、それだって買う時はずらっと並んだ車の中から自分で決めてお金を払って、愛着を持って乗っていた。でも「次は何の車にしよっかなー」ってときどき、あたりまえに考えていた。何が違うんだろう、あの子とこの子。いろいろひっくるめてお前が最高、って思えることがカングー以外にもそういえば増えてきた。これ!絶対!って思えるものを少しずつ選べるようになってきたのかもしれないね。頑固になってきたのかもしれない、うふふ、いいねいいね。
お鍋でご飯を炊いた。じゃがいもとちくわのバター煮というTwitterで見かけてブックマークしていたレシピも作ってみた。実家で育てたじゃがいもは皮の一回り下が紫色に変色しちゃってるものもあって、そこを切り取ったら小さくさらに歪になった。お鍋で炊いたご飯は、鍋を洗うのが面倒といえば面倒だが、とってもとってもおいしかった。4つ冷凍したので明日もチンして食べよう。
朝に仕事の用事があって初めていくカフェに行ったら、最近お会いしていなかった知人が一人でコーヒーを飲んでいて「お、まりさん!」って待ち合わせみたいに声かけてくれたのが嬉しかった。「駐車場いれるの下手すぎない?」って真顔で言われ、あの無限に切り返す姿をみられていたのかとおもったら、あちゃーな気持ち。