ストレングスファインダー

hakshu
·

結構前に受けてそのままになっていたので、アウトプットしておく。

ストレングスファインダーとは

自分自身の資質や傾向を知るための診断ツールであり、34種類の資質から自分によりあてはまるものについての順位を把握することができる。

資質は以下の4つに分類され、上位に来る資質がどこに当てはまるものが多いかでその人の強みが分かる。

  • 実行力

  • 影響力

  • 人間関係構築力

  • 戦略的思考力

単に受けて結果を知るだけではなく、振り返り自分の具体的な経験と紐づけたり、自分の特性や志向として捉えることで、より自分の可能性を高めようというのが目的になっている。

自分の上位の資質

で、受けてみた結果の上位資質が以下になっている。

  1. 成長促進

    • 他者の可能性を見出し、育てる。小さな成長の兆候を見逃さず、成長の証に満足感を得る

  2. 収集心

    • 情報やアイデア、人間関係を収集し、蓄積する。好奇心が強い

  3. 共感性

    • 他人の人生や状況を想像し、心情を感じ取る

  4. 学習欲

    • 学習して向上することに駆り立てられる。成果以上に学習そのものに意義を感じている

  5. 適応性

    • 流れにまかせて行動することを好む。現状を受け入れ、「今」を常に生きている

1,3,5は人間関係構築力であり、2,4は戦略的思考力である。2つのカテゴリに偏っているが、自分は人間関係構築力に強みがあるというのが診断結果だった。

人間関係構築力に強みがある人は、チームをまとめて単なる個人の寄せ集めではない大きな力を発揮するチームにすることができる。確かにチームに人が集められた初期の状態ではお互いのことを知れるようチームビルディングを行ったり、知見をチームに共有したいと思うことも多かったし、個人の寄せ集めとなっている時はストレスに感じたり、他の人達がどう考えているか、何かできることは無いかと考えることが多かった。

上位の資質についても、自己評価と一致する部分が多い。成長促進は仕事で後輩と関わる時に感じるし、教育というドメインに教師やエンジニアとして関わってきたのもこの部分が強いと思う。収集心や学習欲については変化が速く新しいことを学ぶ必要があるエンジニアという職業を選んで良かったと本当に思っている。共感性は子どもの頃から強いので、逆に人に共感しすぎて辛くなってしまうことも多く、社会人になってからはある程度冷静さを意識して、入り込みすぎないように気をつけている部分である。適応性は本当にそうで、「今」を生きているし、収集心との組み合わせによってここまでの独特なキャリアを積み上げている。ただ、人から客観的に見た時に一貫性があまり無いし、家族にも「今」を生き過ぎて苦言を呈されることもあるので、一番注意すべきところだと思っている。

逆に下位の資質としては競争性、原点思考、指令性といったものがあり、自分から距離があるなということを感じた。特に原点思考については過去や歴史について考え現在に結びつけるというもので、適応性と対極にあるように感じた。下位の資質はストレングスファインダーでは「成功の妨げ」として定義されており、どのように妨げられるか、仕事で発揮する必要があるのかということを自問自答し、対処できるようにしておいたり、仲間にサポートを求めることが必要とされている。

色々書き連ねたが実際に受けてみて

頭の中で考えているのは好きだが、自分の外に言語化するのが苦手なので、今回自分に漠然と感じていたことが言語化されて良かった。後は単純に診断するのが昔から好きなので興味深かった。キャリアなど自分のことが迷子になりがちなので、改めてこちらも活かしながらやっていきたいと思う。